表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『神との対話』との対話  作者: いのうげんてん
5章 日常生活に役立つ神言集
184/225

5-19 《わたしの意志があなたの意志だと言ったことはない》

┌----------

 わたしの意志があなたの意志だと言ったことはないよ。


 わたしが「あなたの意志はわたしの意志だ」と言っても、わたしの意志があなたの意志だということにはならない。あなたがつねにわたしの意志を実行していたら、悟りを開くためには、もう、何も必要ない。プロセスはそこで終わりだろう。あなたは到達すべきところに到達したということだ。


 あなたが、わたしの意志以外のことは何もしない、という日が来たら、それは悟りの日になる。


《神との対話2-P23》(一部略)

└----------


 上記の文は、『神との対話』の中で、「神」と「人間」の意志について語られたくだりです。


 そこでは、「あなた(人間)の意志はわたし(神)の意志だ」ということと、「わたし(神)の意志があなた(人間)の意志だ」ということとは、同じではないといっています。


 神との対話が始まった当初、ニールはこれらを混同していたので、その違いを神が教えているのです。


 「あなたの意志はわたしの意志だ」というのは、人間の意志すべては神の意志になるということです。


 人生において、神の分身である人間が、その自由意志によって神性(神自身)を体験していくのが、神の宇宙創造の目的です。


 人間を通して、神は自分自身(つまり神性)を体験しているのです。


 人間の自由意志は100パーセント許容され、人間の意志すなわち神の意志になるのです。


 しかしその逆に、神の意志すべてが人間の意志になることは、人間(魂)が完成の域(悟り)に到達しない限りありません。


 神の意志を実感的に知るには、イエス・キリストのような相当高次に成長したマスターでないと不可能なのです。


 したがって、神の意志すべてが人間の意志になることは普通ではありません。


 これは、6-3《魂は、計画どおりの経験ができるようにと、正しい完璧な機会にあなたを導く》で書きましたように、「魂」と「精神」の関係と似ています。


 魂レベルの意志と、精神レベルの意志とは、必ずしも一致しません。高次に成長していない精神レベルでは、魂の意志を感知できないからなのです。


〈つづく〉


*〈いのうげんてん〉からのお願い:神・生命に関心のおありの方に、当ページを紹介いただけましたら嬉しく思います。→http://ncode.syosetu.com/n6322bf/



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ