5-17 《神なしに生きることも死ぬことも不可能だが、神なしに生きて死ぬと思うことは可能だ》
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神なしに生きることも死ぬことも不可能だが、神なしに生きて死ぬと思うことは可能だ。
自分は神なしに生きて死ぬと思えば、そのとおりの体験をするだろう。
自分が望んでいるあいだはその体験をするだろう。そして自分が選べばいつでも、その体験を終わらせることができるだろう。
この言葉は、生きることや死ぬことを恐れているひとたちが知る必要のある、すべてを言い尽くしている。
《神へ帰るP24》
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神は「存在のすべて」です。
物質的世界から霊的世界にいたるあらゆるものは、神のエネルギーによって存在しています。
神は物理的に表現すれば、エネルギーそのものなのです。
神のエネルギーなしには、何ものも存在できません。
すなわち、神なしに、生きることも死ぬことも不可能なのです。
しかし、神なしに生きて死ぬと「思うこと」は可能です。
神によって宇宙が存在していることを知らなくても、神の創造した宇宙エネルギーによって、存在することはできるのです。
それは「空気」に例えられます。
日頃の生活ではその存在に注意しないけれど、失なうとその重要さを知るのです。
5-14《「明日の神」は神を信じることを誰にも要求しない》でも書きましたように、神を信じようと信じまいと、人間を含めるすべてのものは、神のエネルギーによって存在しているのです。
〈つづく〉
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