5-14 《「明日の神」は神を信じることを誰にも要求しない》
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「明日の神」は何ものからも離れてはおらず、あらゆるところに存在し、 すべてのなかのすべて、アルファでありオメガ、はじまりであり終わり、かつてあり、いまあり、これからあるものすべての総和である。
《明日の神P429》
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『神との対話』シリーズの著書に、『明日の神』( 2006年2月20日サンマーク出版)があります。
その『明日の神』の末尾には、著者ニールが書いた「明日の神」についてのまとめが載っています。
著書『明日の神』で定義している「明日の神」とは、過去に宗教などで語られてきた神(「昨日の神」と呼んでいます)に対比して、名付けられた呼称です。
「明日の神」は、「昨日の神」と異なるものではなく、その表現の新しいバージョンだというのです。
ニールがまとめた「明日の神」の概要を掲載します。
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①「明日の神」は、神を信じることを誰にも要求しない。
② 「明日の神」には、ジェンダーも大きさもかたちも色も、個々の生きている存在がもっている資質はいっさいない。
③「明日の神」はつねに、すべてのひととともに語る。
④「明日の神」は何ものからも離れてはおらず、あらゆるところに存在し、 すべてのなかのすべて、アルファでありオメガ、はじまりであり終わり、かつてあり、いまあり、これからあるものすべての総和である。
⑤「明日の神」とは、単一の超弩級の存在ではなく、「生命」 というとてつもないプロセスである。
⑥「明日の神」は、つねに変化している 。
⑦「明日の神」には、 何も必要がない 。
⑧「明日の神」は、あなたがたに任えることを求めない。「明日の神」はすべての生命のしもべである。
⑨「明日の神」は無条件に愛する。裁かず、糾弾せず、罰しない。
《明日の神P429》
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〈つづく〉
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