4-202 《国際連合は無力で無能だ》
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人類すべてに対する愛と関心への一番の近道は、全人類を自分の家族と考えることだ。
全人類を家族と考える一番の近道は、分裂をやめることだ。世界の国民国家は団結すべきだ。
ニール:国際連合がありますよ。
国際連合は無力で無能だ。国連を機能させるには、まったく創りなおさなければならない。不可能ではないが、そうとうむずかしいし、めんどうだろう。
《神との対話2-P188》(一部略)
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『神との対話』では、「世界統一政府」を造りなさいと提案しています。
4-201で書いたように『神との対話』には、「政治は霊性の表現である」という基本スタンスがあります。
したがって、「霊性の復興」こそが、政治改革の基本であることには、変わりありません。
それを前提として、地球人類の平和を実現する一つの地政学的方法として、「世界統一政府」の創設を提案しているのです。
ニールが、「世界平和のためには、国際連合がありますよ」と言いいます。
それに対して、神は、「国際連合は無力で無能だ。国連を機能させるには、まったく創りなおさなければならない」と言いい、「世界統一政府」を新しく創設することを提案しているのです。
創設すべき実際の機関として、次の項目を提案しています。
┌《神との対話2-P263》
①「世界統一政府」
②国際紛争を解決する強力な「世界裁判所」
③自らを統治するために選んだ法律に強制力を与える「平和維持軍」
④地球上の全国家から二人ずつ代表が集まる「世界上院議会」
⑤各国の人口に比例した数の代表が集まる「世界下院議会」
(④と⑤は、アメリカの連邦議会に似せて二院制で、一方の代表は人口に比例し、もう一方は各国に平等の議決権を与えるものとしています)
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〈つづく〉
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