4-107 《ごくわずかな人びとが世界のお金と資源の大半を支配する時代は終わる》
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「新しい霊性」の時代には、富と資源の不釣り合いな保有も、極端な貧困も、もはや存在しなくなるだろう。ごくわずかな人びとが世界のお金と資源の大半を支配する時代は終わる。
基本的な人生/生命の基盤と生き延びる力をもつ権利がすべてのひとにあることが認められるだろう。
《明日の神P326》(一部略)
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いま飢え、渇いて、住まいもなしに暮らしているひとたちの暮らしを良くするためには、他の者がありあまる豊かさを捨てなければならないわけではない。
全世界の年間軍事費1兆ドルを、人道的な目的に振り向けさえすればいい。
そうすれば、1ペニーもいまあるところからとりあげたり、よそに移したりせずに、問題は解決する。
《神との対話2-P197》
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『神との対話』には、新しい経済モデルについて書かれています。
その5として、「新しい霊性」の時代には、富と資源の不釣り合いな保有は存在しなくなるだろうといっています。
つまり、一握りの人間が世界の富と資源の大半を支配することは無くなるだろうというのです。
これが実現する前提として、「生命のすべては霊的であり、人生の問題の基礎はすべて霊的なところにある。《神との対話2-P198》」とあるように、人間の霊性すなわち人間性の向上が必須条件となります。
人間の霊性が啓発されると、「全ては一体である」という『神との対話』における基本的な考え方が醸成されていくのです。
「全ては一体である」という考え方が社会通念になれば、平等、公平の社会が造成され、富や資源の不釣り合いな保有も、極端な貧困も、存在しなくなるだろうというのです。
その1例として、「全世界の年間軍事費1兆ドルを人道的な目的に振り向けさえすれば貧困問題は解決する」と、『神との対話』ではいっているのです。
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