4-102 《経済は透明になるだろう》
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「新しい霊性」の時代には、経済は透明になるだろうね。
秘密も裏取引も「創造的な会計方法」もなくなる。誰もがみんなについてすべてを知るだろう。
《明日の神P325》(一部略)
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すべてのことが、もっとよくわかる。企業はどれくらい支払い、使っているか一商品の値段だけではなく、コストもわかる(値札に価格とコストの両方を記さなければならなくなったら、企業はどうするだろう?価格が下がるだろうか、それとも上がるか!)。
そのシステムの秘密、キーワードは、「見える」という性質だ。
《神との対話2-P241》(一部略)
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『神との対話』には、新しい経済モデルについて書かれています。
その2として、これからの経済システムは、「透明性」を確保すべきだといっています。
つまり新しい経済システムのキーワードは、「見える」という性質だというのです。
「プライバシー」という名目で守られる、秘密も裏取引も創造的な会計方法(つまり節税対策などの会計操作)もなくし、いつでも、誰でも、他人や企業の帳簿を見ることができるようにすべきだというのです。
そういう経済システムが実現したら、古い時代の社会的腐敗はもちろんのこと、不公平や不平等もきれいに消え失せるだろうというのです。
その実例として、労働賃金、商品価格を上げています。
金銭の授受がオープンにされれば、報酬の不公正さ、不公平さが露呈され、雇用主と労働者の賃金格差を初めとして、男女の性別による賃金格差、社会的貧富の差、先進国企業による途上国での利益搾取などについて、多くの是正を迫られるだろうといっています。
さらに商品の値札に、コストもわかるように価格とコストの両方を記すようにすれば、適正な価格が付けられ、企業が暴利をむさぶるようなことはできなくなるだろうと、問題提起しているのです。
〈つづく〉
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