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『神との対話』との対話  作者: いのうげんてん
5章 日常生活に役立つ神言集
150/225

【経済】4-101 《「利用と協力」の経済》

┌----------

 もはや経済の目的は、利益を生み出すことではなくなる。


ニール:それじゃ、何が目的になるんですか?


 富を生み出すこと。


 あなたがたは人びとや場所やものを所有し、力をふるうことが資産だと━あるいはあなたがたが「富」と呼ぶものの一部だと━考えた。


 「新しい霊性」の時代には、富とは所有と力ではなくて、アクセスと幸福だと定義されるだろう。


 つまり、生命/人生のさまざまなものを所有するのではなく、利用するということを話しているのだよ。


 「所有と権力」の経済から、「利用と協力」の経済に移行することだ。


 誰もが自分で掃除機をもつ必要はない。ただ、掃除機を使うことができればいい。


 近所に住んでいる四家族がひとつの掃除機をみんなで使おうと決めたら、どうなるだろう?


 《明日の神P314》(一部略)

└----------


 『神との対話』には、新しい経済モデルについて書かれています。


 その1として、これからの経済の目的は、利益を生み出すことではなく、富を生み出すことだといっています。


 現代の人々は、場所や物を所有することが富だと考えています。


 しかし新しい考えでは、富とは所有することではなく、アクセスつまりみんなが利用可能なことだというのです。


 さまざまなものを人々が所有するのではなく、利用することが、富に通じるというのです。


 それを電気掃除機や電気洗濯機を例にして、説明しています。


 電気掃除機や電気洗濯機を所有しているのは、世界人口の1/3の人々です。2/3の人々は貧しいために、それらを所有することはできていません。


 しかしよく考えてみると、掃除機や洗濯機は各家庭で1日1回か2回使えば、後の時間は眠っています。


 1日1回か2回しか使わない道具を、全ての家庭で持つ必要が果たしてあるのかと指摘しているのです。


 4つあるいはそれ以上の家庭でそれらのものを共用すれば、必要な掃除機や洗濯機は今でも世界に十分にあるというのです。


 この考えは、最近注目されているカーシェアリングやオフィスシェアリングで代表される、「シェアリング」という考え方です。


 経済モデルやシステムを、所有と権力の経済から利用と協力の経済に移行することだといっているのです。


* カーシェアリング(英: carsharing)とは、一般に登録を行った会員間で特定の自動車を共同使用するサービスないしはシステムのこと。(出典:Wikipedia)


〈つづく〉


*〈いのうげんてん〉からのお願い:神・生命に関心のおありの方に、当ページを紹介いただけましたら嬉しく思います。→http://ncode.syosetu.com/n6322bf/



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