4-43 《どんな人間も偶然に出会うことはない》
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どんな人間も偶然に出会うことはないし、どんなことも偶然に起こりはしない。
ちょうどそのとき、ぴったりの態度のぴったりの人間がいたこと、それが偶然だと思うか?
袖で待っていた脇役が合図されて舞台に登場し、台詞を言い、退場したのだと考えてごらん。
《神との友情上P-162》
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『神との対話』では、「どんな人間も偶然に出会うことはないし、どんなことも偶然に起こりはしない」といっています。
精神のレベルでは偶然に見えても、魂や神のレベルでは、偶然ではないというのです。
人生で起きる出来事は、魂が発案し、神が備えているのです。
それは、舞台で繰り広げられる演劇と似ています。
自分が演劇の主役です。演劇の最中に舞台の袖で待っていた脇役が、合図されて舞台に登場し、台詞をいい、退場したのが、人間の出会いだというのです。
魂は脚本家、神はプロデューサー、魂の友達は、劇団員ということもできます。
そして演目によって、劇団員は演ずる役柄を変えるのです。
〈つづく〉
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