4-39 《子供たちが肉体に宿る霊的な存在であることを知らせようとしない》
┌----------
あなたがたは、愛がすべてだと学校で教えなかった。無条件の愛について学校で語らせなかった。
子供たちが肉体に宿る霊的な存在であることを知らせようとしない。肉体に宿った霊的な存在として、子供たちを扱おうともしない。
《神との対話2-P159》(一部略)
└----------
『神との対話』では、教育の中で、人間の「霊性」を教えなさいといっています。
「霊性」を教えるとは、
①人間は魂-精神-身体からなる霊的存在であること
②人生の目的は、様々な出来事を通して、魂を成長させることにあること
を教育の中で教えることをいうのです。
そのために全ての学科の基本に、「霊性」を置くことが必要だといっています。
『神との対話』には、教育方式の手本の1例として、シュタイナー教育が上げられています。
シュタイナー教育を行うウォルドルフ・スクールでは、教師も幼稚園から小学校まで一緒に進級していきます。生徒はずっと同じ教師に教わるのです。
教師たちは、生徒たちをわが子のようによく知ることができ、生徒たちも、ふつうの学校では考えられないほど、教師を信頼し、愛するようになります。
生徒たちが卒業すると、教師はまた最初の学年に戻り、別のグループの生徒たちと一から始めます。教師は、生涯に四つか五つのグループの生徒しか教えないのです。
ウォルドルフ・スクールの教育では、人間関係と絆、愛は、教師が教える知識と同じくらい大切だと考えているのです。
〈つづく〉
*〈いのうげんてん〉からのお願い:神・生命に関心のおありの方に、当ページを紹介いただけましたら嬉しく思います。→http://ncode.syosetu.com/n6322bf/