4-37 《友だちとは負担だと思わない者》
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それ(負担をかけること*)は、誰が友だちかを発見する、いちばん手っとり早い方法だよ。(*筆者注)
友だちとは、負担だと思わない者だ。ほかはすべて知りあいにすぎない。
《神との友情上P70》(一部略)
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上記の文は『神との友情』の中の一節で、神と友情を結ぶための方法を、神とニールが話し合っている中に出てくるものです。
┌《神との友情上P69》
神:友だちに、何かをしてもらうかな?
ニール:できるだけ、頼まないようにします。
神:友だちでいるとは、何も頼まないことなのかね?
ニール:友だちを失ういちばん手っとり早い方法は、負担をかけることだって。
(一部略)
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このニールの「友だちを失ういちばん手っとり早い方法は、負担をかけること」という発言に対する神の返事が、冒頭の文なのです。
「負担をかけることは、誰が友だちかを発見する、いちばん手っとり早い方法だよ」と、神はいっているのです。
本当の友だちは、友だちであることによって生ずる負担を、負担だと思わない者をいうのだ、といっているのです。
つまり、「大変な時こそ助けてくれるのが真の友だち」であり、そうでない人は、知りあいにすぎないというのです。
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