4-32 《社会が技術の産物になると自滅する》
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危険なことに、あなたがたの現在の技術は、賢明に活用する能力を超えそうになっている。技術が社会の産物ではなく、社会が技術の産物になりかけている。社会が技術の産物になると自滅するよ。
宇宙そのものが最大の技術だ。完璧に自動的に働いている。ところが、あなたがたが手を出して、宇宙の原則や法則をひっかきまわすと、その法則を破壊する危険がある。
《神との対話3-P334》
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核兵器で自滅しなければ、環境破壊によって世界を滅亡させるだろうね。
クローンや遺伝子工学に手をそめ、史上最大の破滅になりかねない危険を冒している。注意しないと、これにくらべれば核や環境破壊など子供の遊びでしかないという危険が生じるよ。
《神との対話3-P336》(一部略)
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あらゆるところでおおぜいのひとたちが、環境を救うために何かをしなくてはいけないと信じるようになれば、地球を救える。だが、急がなければいけない。長いあいだに、すでに大きな被害が起こっている。世界を救うためには、非常に大きな姿勢の転換が必要だろう。
《神との対話1-P146》
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『神との対話』では、社会が技術の産物になると自滅すると警告しています。
社会が技術の産物になるとは、技術がそれをコントロールする人間の能力を越えて発達することをいいます。
そうなると、技術が文化文明そのものを崩壊してしまう危険があるというのです。
医学的な技術は、生命の基本である遺伝子にまで到達し、それを操作するにまで進歩しています。クローン人間も、SFの世界ではもはやなくなっているのです。
物理学の技術は、物質の基本である原子、素粒子にまで到達し、原子爆弾や原子力発電を産み出しています。
高度化した科学技術や爆発的な人口増加は、環境を不可逆的に破壊しかねない事態を招き、地球温暖化や気候変動がもたらされているのです。
高度に発達した科学技術は、今や、人間のコントロール能力を超えようとしているのです。
人間が「霊性」の復興なしにこのまま行けば、自滅の道を行く危険があると神は警告しているのです。
〈つづく〉
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