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4-15 《嫉妬はひとを殺すが、羨望は誕生の契機となる》
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羨望は自然な感情で、もっと多くを望む気持ちを起こさせる。
羨望は動機づけとしてはたらく。純粋な欲望だ。
嫉妬はひとを殺すが、羨望は誕生の契機となる。
《神との対話2-P268》(一部省略)
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『神との対話』には、「羨望」と「嫉妬」について書いてあります。
羨望とは「うらやましく思うこと」、嫉妬とは「すぐれた者に対して抱くねたみの気持ち」をいいます。
一見すると両者の感情は、「すぐれた者に対して抱く感情」という点ではよく似ています。
しかし「羨望」は、よりすぐれた者になろうという向上の動機付けになる、プラス的な感情なのです。
一方「嫉妬」は、不安がそのベースにあるマイナス的な感情で、自分や他人の成長を妨げてしまうのです。
「羨望」は成長に好ましい感情ですが、「嫉妬」は人を殺してしまうのです。
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