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『神との対話』との対話  作者: いのうげんてん
5章 日常生活に役立つ神言集
110/225

4-9 《抵抗するということは、相手に生命を付与することだ》

┌----------

現実だと感じないものに抵抗することはできない。抵抗するということは、相手に生命を付与することだ。抵抗すればするほど、相手は実体をもつ。


目を開いて見つめれば、相手は消える。相手は幻想という実体をさらけ出す。

《神との対話1-P139》

 ------

心は魂から精神への廊下だ。

精神を閉じていたら、心に滞留してしまう。だから、悲しくてたまらないとき、あなたがたは心が張り裂けそうだ、と言う。


精神をひらいて感情を表現し、外に押し出せば、心は張り裂けも爆発もせず、生命のエネルギーが自由に魂に流れる。

《神との友情下-P44》(一部省略)

└----------


 苦境に立たされた時どうすべきかについて、『神との対話』には、次の2点のことが書かれています。


 まず、「抵抗しないで見つめなさい」といっています。「抵抗すれば相手はますます強くなる」のです。


 これを現実的に解釈すると、「じたばたせずに、なるようになると流れに身を任せること」と考えられます。


 次に、日頃から、自分の感じている思いを外に出すことだ、といっています。


 楽しいこと、悲しいこと、つらいことなど何でも、心の中に溜めておかないで、外に出すことです。


 すべてを溜めておくと、よどんでそれが腐敗したり、いつか爆発したりします。


 自分の中だけにとどめると、その出来事に自分1人で向き合うことになり、その中に埋没して自滅してしまう危険があるのです。


 問題を外に出す、すなわちそれを客観視できるようになれば、道がおのずと開けてくるものです。


 外に出す方法を、自分なりに見つけることが大切なことなのです。


 例えば、日記に書く。これだけでも自分を客観視する手立てになります。信頼できる人に話す、公的な人生相談などに相談するなども役に立つでしょう。


 また、困難な出来事に出会った時、「〇〇、と思った」とつぶやきなさいと心理学者はいっています。


 例えば、「これは大変なことだ」と思った時、「これは大変なことだ、と思った」とつぶやくのです。


 これも、間をおくことによって、出来事の中に埋没している自分を、客観的に見つめ直す1つの方法だと思われます。



*〈いのうげんてん〉からのお願い:神・生命に関心のおありの方に、当ページを紹介いただけましたら嬉しく思います。→http://ncode.syosetu.com/n6322bf/

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