第35話 崩壊
ワイらの奮闘も虚しく悪天候が続いて
飛び立つことすらできなくなった
自然が相手ではどうにも手の施しようがない
そうこうしとるうちに、陣地の一角が失われた
彡;(゜)(゜)「自然がどうとかもう言っとられん」
あらゆる努力をつくし、吹雪の中を飛行した
ところが、共産主義者どもはわずかな隙から大攻勢をかけてきた
南部戦線が崩壊したらもはやどうにもならん
そのために援軍に来た二個師団から選りすぐりの精兵が引き抜かれ
防衛に当たることになった
彡(゜)(゜)「これは…………アカン…………」
ワイら飛行隊は、前線を飛んで実際にこの目で見とったから分かる
味方の兵力と敵の兵力との差を…………
当初はこの戦いにも勝ち目は大いにあると踏んどった
けどそれは、二個師団が健在であったとの前提があったからや
彡(゜)(゜)「もし、援軍が今までのまま順調に進んでいれば……」
間もなくスターリングラードに到着して
包囲された仲間たちを救うことも可能やった
彡;(゜)(゜)「でもや!」
兵力が分散されたら話は変わってくる
ワイらは遅すぎたんや
悲劇的な運命はもはや決定的になった
ワイらはこの戦いに負けた
これでソ連軍主力殲滅の機会を失った
彡(-)(-)「でも、ドイツ兵はなにも悪くはない」
彼らは最後まで勇敢に戦った
彡(゜)(゜)「悪いのは……」
彡(●)(●)「あの軟弱なゴミカスのルーマニア人どもや」
ε=ε=ヾ(;゜Д゜)ノヾ(;゜Д゜)ノヾ(;゜Д゜)ノ「逃げろー逃げろー」




