第21話 撤退
同じ場所に数日もおるとしだいに慣れてくるものや
凍った川でアイスホッケーをしたりと中々に有意義な時間を過ごした
彡(^)(^)(´^ω^`)
運動して汗をかいたらサウナに行って一風呂浴びた
壁に立てかけてあった鋤に蹴つまずいて足を痛めたりもしたが
彡(゜)(゜)「まあ、死にはせんし別に問題ないやろ」
そうこうしている内にクリスマスになった
ワイらはクリスマスパーティーをしたかった
だが、食べ物はない、音を立てたら敵に見つかる
そのせいで陰鬱な物思いにふけるクリスマスになってもうた
せめてもの救いはウォッカがあったことや
ワイらはこの酒をちまちま飲んで生誕祭を祝った
彡(゜)(゜)「酒よりミルクが飲みたいわ……」
ようやっと好機が到来した
天気は曇り、風は穏やか、逃げるなら今しかない
⊂(゜)(゜)ミ⊃三三3⊂(■_■-)⊃三三3⊂(■_■-)⊃三三3
ワイらはビアマス方面に向かった
だが、間もなく……天気は再び悪くなり
空も大地もことごとく灰色とかした
ワイらははぐれんように、緊密編隊を組んで地面すれすれを飛んだ
衝突せんように……互いの姿を見失わないように……
彡(゜)(゜)「こんなことなら……」
彡(゜)(゜)「夏の熱い陽射しの中を飛んどる方がよっぽどマシや」
(;⌐■_■)「あっ……」
(((BOMB)))
彡;(゜)(゜)「ぐっ……犠牲者が出てしまった」
けど、止まるわけにはいかん……
ワイの隊は運よく逃げることができた
だが、逃げられなかった兵隊が大勢いた
凍え死んだ者、手足の指を凍傷で失った者、物資がなく飢えている者
彼らを救うにはあまりにも本部の決断が遅かった
あのちょび髭の男……
総統アドルフ・ヒトラーの決断が遅すぎたんや




