表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
90/1360

第3話 10

10

「すずちゃん!しっかりして下さい!すずちゃん!」 

突然、御心君の叫び声がした!スズちゃんになにかったの?あたしも慌ててスズちゃん達のところへ走って行った。

 スズちゃんがしゃがんだ御心君に抱きかかえられていた。

「スズちゃんすごい熱が出てる!大丈夫?どーしよー!救急車!救急車呼んで!!あー大変!あたしどうしたら・・・」

あたししっかりなんてできないよー!

「マキねっちゃ、あわてないで・・・。大丈夫だよ。レイカねっちゃに連絡してちょうだい・・・」


 メルちゃんの指示でJIMの救護班が搬送車を運転してきて、スズちゃんは担架でJIMの駐車場まで運ばれた。

 駐車場にはすでにレイカお姉ちゃんの赤いワンボックスカーが来ていた。スズちゃんが倒れてわずか5分の内に。どうやって?本能寺先輩も一緒にいるよ?なんで?

「スズちゃんを早く乗せて!一刻を争うわ!横浜の衣総合病院へ急いで連れて行くわよ!」

 そこ、あたしも検査入院していたとこだ。でも救急車で連れて行った方がよくない?

「さあ、飛ばすわよー!」

 あたしとメルちゃん、御心君も同乗してレイカお姉ちゃんの車は出発したが、それはもうここには書けないようなすごい運転だった。道路交通法はどうなってんの?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ