人を食べる妖怪のお話。
人を食べて育つ。
私は人喰い妖怪、人を殺すのに戸惑いも、躊躇もない。
だって、人が鶏や豚を食べるのと同じ感覚だもの。
ここは異世界っていうべき場所。
動物、妖怪、人間が共存しているの
人間は極わずかしかいない、時々迷い込んだ人間がそのまま住み続けることがあるから一部、人が住む地域が作られたの。
私は人から恐れられる。
〈あいつは敵、近づくな、食われてしまう。〉
確かにそのとおりだと思う、でもそんなに言う必要あるかしら。
貴方達人間だってほかの動物、食べるくせに。
私はね、そんな人間が気に食わないの。
だから食べる
いらない人は処分する。
勿論お腹がすいたら大人でも子供でも、無差別で食べているけれどね。
私は、同じ妖怪にすら恐れられるんだよ。
だから私には他の奴らのように、ナカマってのがいないんだ。
他の妖怪は、妖怪は人を脅かすだけだって
殺すほどのことはしちゃいけないものだって言われた。
なら私はなぜ妖怪なの、不思議に思う。
現に存在しているんだから、私だって妖怪よ。
こんにちは、はじめまして。
初☆物語ものに挑戦してみようと思います。
異世界で妖怪と人間が共存してるとなんかすごそうですよね…