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転生者の異世界日記  作者: ナガト
第三章 再会
33/43

初パーティー活動

 訂正をするかもしれません

 ミラと別れてからもう2週間が経った。

 約束通り今日からミラとの本格的なパーティー活動となる。

 俺は、ダークナイト装備を着て部屋を出た。


 部屋を出るとミラは、「安らぎ亭」のロビーで待っていた。


「おはようございます。」

「おはようございます。それと、2週間ぶりです。」

「そうですね。何か収穫はありましたか?」

「私は特に。カズさんの方は…、聞かなくても分かりますね。でも、もう少し金属が有っても良いんじゃないかと…。」

 

 そう言って、ミラは、俺の装備を見る。

 でも、これ相当防御力あるし動きやすいし何よりユニークスキル2つあるし。

 多分、あなたより強いですよ。

 そんなことを思いながらも俺は、これからのことを話していた。


「さて、これからどうします?とりあえず迷宮街ラビリンスタウンに潜ります?」

「そうですね。私もカズさんとの連携を取る練習をしたいのでそれでいいと思います。」

「じゃあ、行きますか。」


 俺たちは、迷宮に向かった。


________________________


 迷宮外ラビリンスタウン内部・中層


 俺とミラの相性は意外と良かった。

 俺が、モンスターを取り逃がすとミラさんはそれをカバーしてくれる。

 まあ、俺は力を抑えてあるので取り逃がしは、わざとだがミラさんはそれをうまくカバーしてくれた。

 誰かと組むの本当に初めてなのか?

 俺は、疑問に思う。

 攻撃、待機場所どれとっても経験者レベルだ。

 

「カズさん。そこから3体来ます。」

「了解。」


 俺は、右から来る迷宮ネズミの1体を剣で切り落とす。

 核を粉砕をして残り2体となる。

 チューーー

 ネズミは俺に対して威嚇を使ってくる。

 

「空間を裂け。ダークナイトソード!」


 俺の叫び声に応じて空間が避ける。

 それと同時に迷宮ネズミ2体の体が避ける。

 すっげー。

 空間は元に戻りなんともなかったかのような静けさを感じた。

 

「な、なんなんですか。あれ。」

「えっと。あれは、この剣のユニークスキルで(空間切断)って言うのなんですけど、その名の通り空間を切断ができるんですよ。」

「そ、そんなことが出来るんですか!」

「ユニークスキル持ちと偶然戦って手に入れた素材から作った武器なので強いと思いますよ。」


 まあ、このユニークスキル2つ持ち出し。

 もう、一回は中層ボスは倒しているし。今回また出てきても大丈夫だろ。

 そんな話をしながらも俺達は、そのまま中層のボス部屋まで進んでいった。


________________________



 迷宮街ラビリンスタウン内部・中層奥ボス部屋


 俺は、2週間前と同様に赤く巨大な扉を開く。

 ギィィィィ  ガチャン

 

 中は、俺が、壊した天井や壁などはきれいに治っていた。

 迷宮は、生きている。

 そんな話を聞いたことがある。

 実際どうなのかと思ったけど、目の前の光景を見ると納得せざるおえない。

 そして、ゴゴゴゴゴッゴ っと以前と同じように壁が盛りそこから段々岩が崩れていった。

 壁の中から姿を現したのは、この前と同じドラゴン。

 しかし、黒色ではなく赤色のドラゴンだった。

 大きさも、3メートル程だろうか。以前と比べると2倍程小さい。

  

 GAOOOOOOOOOOOOOO


 赤色のドラゴンは、激しい咆哮をする。

 俺は、(解析)を使いドラゴンをみる。


 名前・中層ボスのレッドドラゴン 


 詳細・中層ボスの中ではかなり強い。

 火炎を吐き出し相手を一掃するのが得意。 

 主な魔法属性は炎属性。


 だから、名前簡単すぎでしょ。

 何、あの適当感は。

 俺だけ、俺だけなのかそこに引っかかるのは。

 俺は、この世界の名前に対しての執着がないことに疲れを感じた。


「こ、これ、勝てるんでしょうか?」


 震えた声でミラは俺に訪ねてきた。


「勝てますよ。一度倒しましたから。」


 俺の言葉を聞いて震えは止まったらしいがまだ完全には安心しきっていないようだった。

 仕方ない。ここで、ミラのレベルを上げたかったが俺が出てその先でレベル上げをしよう。


「下がっていてください。俺一人でやります。」

「だ、大丈夫です。やれます。」


 そう言って、ミラは俺の前に出た。 

 

「はああああっ。」

 

 ミラは、ドラゴンに向かって走り出す。

 まるで、初めてここに来た俺のようだ。

 ん?俺のよう

 俺は、2週間前の出来事を思い出す。確かあの時は、

 ドラゴンが、大きく口を開ける。


「ミラ、よけるんだ。」

「えっ。」

 

 俺の言葉は、一瞬遅かった。

 ドラゴンの業火がミラに襲いかかる。

 やばい、早くミラノ元に…

 俺は、全速力で走る。

 しかし、いくらチートでもまだ発展途上の俺には間に合う速さを持っていなかった

 

 もっと、もっと早く。誰よりも早く、一瞬で彼女のもとに行ける力を…俺に…。


 瞬間、俺はミラに背中を向けた状態で立っていた。

 

「えっ。」


 俺は、何が起こったのかわからなかった。

 瞬間移動。まさしくそれを俺はこなしてしまった。

 そして、俺の目の前にドラゴンの業火が現れた。

 俺は、剣を抜き業火を斬る。

 斬れられた炎は、俺とミラの両側を通り消えた。

 俺は、急いでミラの安全を確認する。


「大丈夫ですか?」

「へ、あ、大丈夫です。それよりもどうして、さっき一瞬でここにきましたよね。」

「それが自分でもよく分からなくて。」 

 

 本当にどうしてだろうか?ん!

 俺は、レザーコートが黒に近い紫のオーラに包まれていることに気づいた。

 もしかしてこのコートのスキルなのか。そういえば、最初に(解析)で観たとき「空間移動」ってのがあった。

 それが、これのことだったのか。


「今回は、まだ少し早かったようです。あとは、俺に任せてください。」

 

 俺は、返事を聞かずにそのままドラゴンの方を向く。

 俺は、「空間移動」を使いドラゴンの目の前に行く。


 剣を構え属性付きの魔力を剣に纏わせる。通常は、強化用の無属性の魔力しか纏えないが俺の技術で魔力を纏わせる。

 更に、今回は上級魔法並の魔力を纏わせている。


 属性は、氷属性。

 剣が、白銀に輝く。

 俺は、その剣をドラゴンの腹に突き刺す。

 

 GYAAAAA

  

 ドラゴンが悲鳴を上げる。

 俺は、更に剣をもうひと押しして属性を発動させる。

 パキパキパキとドラゴンの腹が剣の周りから凍りつく。

 どんどん凍る範囲が広がっていきついには、身体全体が凍る。

 俺は、剣をドラゴンに刺したまま捻る。

ピキピキと音を立てドラゴンにヒビが入っていく。

パッリン

と、音を立ててドラゴンは崩れていった。

 俺は、ドラゴンが死んだことを確認してミラのもとに向かった。



「すいませんでした。俺は、ミラに大丈夫と言っておきながら危険な目に合わせてしまった。本当に申し訳ない。」


 俺は、頭を下げて謝罪した。


「カズさん。顔を上げてください。」


 ミラは優しい声で言った。

 俺は、顔を上げると続けてこう言った。


「私は、冒険者です。危険な目に合うのも当然ですし、あれは完全に私の不注意です。でも…」


 ミラは、若干顔を赤らめてむつ向きながら


「助けてくれてありがとうございます。ドラゴンと戦うカズさんは、その…か、かっこよかったです。」「あ、ありがとうございます。」 

  

 なんだか、俺まで赤くなっているような気がするな。


「今日は、もう帰りましょうか。」

「は、はい。そうしましょう。」 

________________________


 ルース街


「今日は、本当にすみませんでした。」


 街に帰ってくるなり、そう謝ってきたミラさん。


「なんで謝るんですか?パーティーメンバーじゃないですか。僕もこれから迷惑かれるかもしれません。その時にはミラさんが助けてください。さて、改めてよろしくお願いします。」


 そう言うと、彼女は満面の笑でこう言った。


「はい!」


 

 ミラの日記

 今日は、やっとカズさんと迷宮ダンジョンに潜ることができた。

 彼は、この2週間で装備がすごいことになっていた。

 初めは、またふざけた装備だ。と思ったけど迷宮ダンジョンに潜って直ぐに分かった。

 凄い、強すぎる。すぐにその言葉がでてきた。

 彼は、私が危険な状態になっても助けに来てくれた。

 本当にありがとう。

 そして、大好きです。




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