この子の…。
ミリア目線で進みます。
私が、洗面所でぬるま湯のお湯で赤ん坊体洗い終えると、赤ん坊は、すやすやと眠りについた。
「やっぱり似ているなぁー。」
以前スマホというもので子供の頃の和樹を見たことのあるミリアはポツリとつぶやいた。
「この子捨てられていたけど名前はなんて言うんだろう。」
森に置き去りにされていた子供の名前を知らないミリアは腕を組み悩んだ。
(どうしようか。)
うーん。と悩んでいるとき。赤ん坊の顔が目に映る。
彼に似ている。本当に写真のころに彼が戻ったと思うくらい似ている。
しかし彼はもういない。
うん、とミリアは頷き赤ん坊を再び見る。
「君は今日からカズだよ。君に似ている私の好きな人の名前。」
眠っている赤ん坊に向かって話しかけるミリア。
「喜んでくれるかな?」
赤ん坊の頬を撫でながらミリアは微笑み言う。
その言葉は今はなき彼と赤ん坊に向けての言葉だった。
赤ん坊は眠っているのに「気に入ったよ。」と言わんばかりの笑顔をした。
それを見たミリアも口元が緩んだ。
はじめは面倒を少し見るだけのつもりだったが、ミリアの心に決心がついた。
「私、この子の母になろう。」
小さくそれでも何よりも硬い決心だった。
今回は本当に短くて申し訳ないです。
活動報告にも掲載しましたが三日ほどお休みします。
その分帰ってきたら頑張りますので応援よろしくお願いします。




