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転生者の異世界日記  作者: ナガト
第2章 転生者
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再会

 

 (やばいやばいやばいやばい。なんで、記憶があるんだよ。)


(赤ん坊のまま過ごすのはさすがにまずいだろ。)

 転生すると記憶などはなくなると神に知らされていたが現実そんなことはなかった。

 そもそもなんで目が覚めると森の入口にいるんだよおかしいだろ。

俺を生んだ親の顔を知りたいわ。


 そんな愚痴を思っている時、足音が聞こえてきた


  コツコツコツッ


(誰か来た!)

 和樹は決心した。


(こうなったらあの人に助けてもらうしかない。)

和樹はまだ顔も見ていない人に頼ることにした。


(せぇーのっ)


「うぎゃぁぁ。」

 

 赤ん坊ならではの感情表現を和樹は利用した。


 自分の存在に気づき近づいてくる足音。

自分を抱えてくれる腕は女性のものだった。


「かわいそうに。捨てられたのね。家に連れていきましょう。」


 その声には聞き覚えがあった。

その瞬間、俺がかぶっていたフードがとれお互いに顔を確認しることができた。


(えっ。)

 はじめに思ったことがこれだった。


(…ミリア!)


 どれくらいったたのか彼女は更に大人っぽくなっている。

ガスリ街の頃は髪はショートだったけど今はロングにして後ろに束ねている。

 

(無事に生きていてくれた。)

和樹は、嬉しさで一杯になった。まさかこんなタイミングで、しかもミリアに会えるとは思ってもみなかった。




 ミリアに運ばれること数十分。

俺は少ししか見えない視界で街の様子を見ていた。

(ここは、ガスリ街じゃないみたいだ。)

当然だが、ミリアは、ガスリ街でなくまた別の街に住んでいるらしい。


「じゃここはどこなんだ?」なんて赤ちゃんが言えるわけないし、今の俺もなぜか言えない。

俺の頭の中には疑問が湧きに湧いている。




 しばらくして今ミリアが住んでいるらしき建物の前に来た。


 中に入るとまぁここには玄関がありその先には、大部屋があり黒板らしきものと机と椅子がその前に並べてあった。

(何する場所だ?)


 また疑問が生まれるいい加減頭がパンクしそうなほどの和樹だった。

 

 大部屋の手前に扉があってそこを開けると短い廊下がありその先には階段があった。

 二階は四つの部屋に分かれていて俺は一番手前の部屋に連れてこられた。

 その部屋は、

 完璧にミリヤの部屋だった。


(あの時と変わらないなぁ。)

 和樹は事件が起きる前のことを思い出していた。


「さぁて、君の家は今日からここだよ。これから二人暮らしだけど頑張ろうね。」


 ミリアの満面の笑。

 いつぶりだろうか、死ぬ前に見たのはクシャクシャになった泣き顔だった。

和樹は嬉しくとても懐かしかった。



「それじゃあ、まずお風呂に入ろうか。」

優しく声をかけてくるミリア。


(はーい。って、マジでぇー。)

 困惑するかずきを無視してミリヤはベビー服のボタンをプッチプッチと外していく。


(いやぁぁぁぁぁぁぁん。)


 意識がありなおかつ記憶がある赤ん坊には羞恥心が削られていく時間だった。

 事情があり、五日ほどお休みします。

 

 おや、いつの間にか二桁まで話が進んでいました。

これからが本編です。これからもじゃんじゃん書いていこうと思います。

 では、これからも「転生者の異世界日記」をよろしくお願いします。

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