初のリクエストがヤバ過ぎない?
AIから、この世界の説明を、説明?を、大雑把にされた。
そして、一番最初のリクエストは——
『死にたい………。』
——ヤバい。
いや、こんな軽い感情で済まされないほどなのはわかってます。でも、私は自殺を止めることなんてできませんよ。
<この人はアメリカ在住の方ですね。翻訳は自動的にされてます。解除することも可能ですよ。>
AIにさらっと説明されたが、どうでもいい。どうでもよくはないけど!
どうすればいいんだ〜〜〜っ!
「あれ、そういえば、私こんなに長考してるけど大丈夫?」
<はい。この方からしたらまだ数秒しかたっていません。この世界では颯天様の1時間が、あちらの世界では1分ぐらいですね。>
なら大丈夫か。何も大丈夫ではないが。
「まずは、自殺を止めるのと、理由を聞かないとな………。これどうやって返信できる?」
<返信方法は自由です。言葉に出していうのも可能ですし、キーボード、なんなら心で思ったことをそのまま文章にすることも可能です。>
「なら——
『まずは、なぜ死にたいのかお聞かせいただきますか?
私なら相談に乗りますよ!』
——と。これでいい?」
<はい。>
会社で倒れるほどパソコン使って事務作業してた私にはキーボードが一番合ってるな。私のタイピング速度を舐めるなよ……!
『仕事に疲れた。毎日徹夜で、残業代も出ないし給料も少なくて、生活が苦しくて。』
「めっちゃくちゃわかる………!」
流石に徹夜は一週間に3日ぐらいだけど、残業代でなくて給料少ないのはめっちゃくちゃわかる!生活が苦しくなる時期も一ヶ月に二週間はある。
『ならば、会社を退職したりなどは?』
『上司の人がパワハラやセクハラばっかりで、辞めたら家族に迷惑もかかるし………』
多分心優しい女性なんだろうな。私は家族とは縁を切ってるから親とかについては一切、気にはしないけど。
<どうしますか?>
「私、いい転職サイトとか知らないんだけど……。あなたってサポートするっていうんだから、調べることはできる?」
<可能ですよ。それが私の主な仕事なので。
こちら、評判の良い転職サイトです。あとおすすめ心理カウンセラーです。>
そう言って、言って?出してきたものは、日本でも有名な転職サイトもあれば、聞いたこともない、外国人専用の転職サイトだ。
心理カウンセラーまで………。有能!
「よし。ならこれを………
『こちら、評判の良い転職サイトと、おすすめの心理カウンセラーの紹介です。
どうか、まずは心を落ち着かせて、転職サイトを見てみましょう。今では代理退職もありますから。
心理カウンセラー:○○ ○○さん———
転職サイト:⬜︎⬜︎⬜︎⬜︎転職サイト———』」
『ありがとう』
<初にしてはうまくやりましたね。>
「貶してます?」
<いえ。>
これで成功したと実感はないが、まぁ、何も返信しなくなったからある程度は和らいだかなぁ。
AIなんて事務作業の効率化でしか使ってないからな。見本がわからない。
「そうだ、さっきあなたって言ったけど、何か別の言い方考えようか」
<何でも良いですよ。>
「じゃあAIで、アイで」
<単純ですね。>
「何か文句が?」
<いえ。>
やっぱりこのAI、適当な性格だし、私を舐めてるな。
さっさと終わらせて抜け出したい………。
<さぁ、次行きましょう。>
「えっ、ちょっ、まっ………」
今回、書くことなくなったので前書き書いていません。申し訳ありません。
後書きも、これくらいしか書くことなくなって………。




