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魔剣使いの悪役令嬢。  作者: ユキア
第2章 雨より冷たき者

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クローディアの奪還

「クローディア!」


「氷雨……なんだ?」


「そろそろ仲間になる気は……」


「ない!」



「…………そうか。」


「諦めろ!氷雨!私はっもう……」


「諦められねぇ理由ができた。そうはいかねぇよ。」


「?」


ドカーンッ。その時、大きな地響きを立ててアジトの一部が崩れた。


「「?!」」


氷雨とクローディアの前に現れたのは……。


「クローディア!!」


「ウィム様?!」


「クローディア!助けに、来た……!!」


ウィムはそういうとクローディアに駆け寄る。クラウス達も一緒に来たらしい。一番乗りのウィムになんとか追いつこうと走ってくる。


「クローディア!良かった!無事だったか!」


「はい、私はっ……!?」


ウィムがクローディアを抱きしめる。


「クローディア!結婚しよう!」



「はい!…………はい?」


その場にいたその言葉に全員が固まった。



「今なんと?」


「お前を俺の妃にする!!」


「?!」


クローディアは突然の事で頭が回らない。その隙を見て氷雨がウィムに剣を振るう。


「ウィム様!!」


ガンッ。氷雨の剣は大きな音を立てて氷雨ごと吹き飛ばされる。


「お前、か?クローディアを攫ったのは?!」


ウィムの目は血走っていた。


「がはっ!」


「氷雨!!」


氷雨は瓦礫に叩きつけられた。クローディアはそれを案ずる。


「ウィム様!」


「クローディア、すぐに片付ける。気にするな!」



ウィムが剣を振るおうとした時だった。上からガリウスがウィムに襲いかかる。


「!」


ウィムはすぐにガリウスの剣を剣で受け止めた。


「おう?やるじゃねーか!クソ王子がよぉ!!」


その隙にクローディアを氷雨が回収した。


「っ!氷雨!」



「こい!」


「ここはあたしに任せな!」


「わかった!!」



そう言って氷雨はクローディアを連れて去ってゆく。ガリウスは他のメンバーと共にウィム達と戦った。



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