クローディアの奪還
「クローディア!」
「氷雨……なんだ?」
「そろそろ仲間になる気は……」
「ない!」
「…………そうか。」
「諦めろ!氷雨!私はっもう……」
「諦められねぇ理由ができた。そうはいかねぇよ。」
「?」
ドカーンッ。その時、大きな地響きを立ててアジトの一部が崩れた。
「「?!」」
氷雨とクローディアの前に現れたのは……。
「クローディア!!」
「ウィム様?!」
「クローディア!助けに、来た……!!」
ウィムはそういうとクローディアに駆け寄る。クラウス達も一緒に来たらしい。一番乗りのウィムになんとか追いつこうと走ってくる。
「クローディア!良かった!無事だったか!」
「はい、私はっ……!?」
ウィムがクローディアを抱きしめる。
「クローディア!結婚しよう!」
「はい!…………はい?」
その場にいたその言葉に全員が固まった。
「今なんと?」
「お前を俺の妃にする!!」
「?!」
クローディアは突然の事で頭が回らない。その隙を見て氷雨がウィムに剣を振るう。
「ウィム様!!」
ガンッ。氷雨の剣は大きな音を立てて氷雨ごと吹き飛ばされる。
「お前、か?クローディアを攫ったのは?!」
ウィムの目は血走っていた。
「がはっ!」
「氷雨!!」
氷雨は瓦礫に叩きつけられた。クローディアはそれを案ずる。
「ウィム様!」
「クローディア、すぐに片付ける。気にするな!」
ウィムが剣を振るおうとした時だった。上からガリウスがウィムに襲いかかる。
「!」
ウィムはすぐにガリウスの剣を剣で受け止めた。
「おう?やるじゃねーか!クソ王子がよぉ!!」
その隙にクローディアを氷雨が回収した。
「っ!氷雨!」
「こい!」
「ここはあたしに任せな!」
「わかった!!」
そう言って氷雨はクローディアを連れて去ってゆく。ガリウスは他のメンバーと共にウィム達と戦った。




