本人号泣回り引く
サークの方針を断固拒否して田舎暮らしを推奨する俺に言葉の暴力によって黙らされて、ふて寝したが早朝というよりまだ暗い時間に叩き起こされ忙しく街を出て今はのんびりシズカの引く馬車に乗っている。
「か、囲め!袋叩きにすれば、ブフ!」
「ば、化け物だ!」
「む、失礼!」
「そうですわ、こんな可愛い女の子を二人を化け物なんて死んで償いなさい!」
例え、男があり得ないぐらい空を飛んでいようが女性姿の水の中で溺れていようが気にしない。
コンコン
「優君そろそろ出て来なよ、出番だよ。」
「もう少し現実逃避させてくれ。」
馬車で目的地に向かう最中、ファンタジー定番の盗賊団が出てきた。
男達がシュキとミズハを下卑た笑いで見たから此処で良いとこ見せようとしたけど、シュキが素早く男を吹き飛ばし、ミズハは水弾で土手腹を吹き飛ばした勇ましい女の子達だ、成るべく怒らせないようにしよう。
無理やり出されらた俺はガタガタ震える若い男性の生き残り一人に俺はそっと近づき魔法を唱えた。
「【ピースメモリアル】」
「あ、あ、母さん………。」
ピースメモリアルこれが俺の新たな魔法の名だ。効果は裏奴隷商で分かってたが詳しくは確かめてなかったがその後ステータスプレートで確認してわかった。
「会いたい者の記憶と姿を得る魔法か、尋問には良い魔法だね。」
「その人倒さないの?」
「大丈夫ですわ、その方だけは罪ないですもの。」
号泣してすがる俺より年下に見える少年をあやしてるとサークがおかしな事を言ってるが気にしない。
少年は優秀は冒険者になる事を目指し故郷を旅立って仲間も出来た、でもそいつらは盗賊団の仲間集めしてた奴らだった。
気付いた時には盗賊団の仲間入りしていて今日は盗賊として初めての仕事だったらしい。
「ごめんなさい、ごめんなさい母さん俺もう冒険者に慣れないんだ。」
「ばかねぇ、あんなに信用して良いのは冒険者ギルドの紹介だけと言ったのに………そこのあんた!」
「うん?僕の事かなゆっ、ご婦人。」
ピースメモリアル中は一種のトランス状態だから口調が変わる事は教えておいただろ?だから引かないでくれミズハ。
「気味悪いですわ……。」
「お父さん、お母さん?」




