暗闇2
すみません少し変えます。
リオン side 4
9ヶ月になった。
もうお腹が大きくなってきて、
寝るときも横向きに寝ないと、仰向けでは息苦しくてとても寝られない。
自分では、靴も履きにくくて、悪戦苦闘してる。
それでも、後1ヶ月で会えることを考えと、そんなことはどうでもよくなっちゃう。
でも、心配なことがあるの、産婆さんは「何とも無い」って言ってるけど、最近胎動が少なくなってて、
それにお腹が張りやすくて、すごくお腹がカチカチになりるの。
この時期は張りやすくなるらしいけど、……………それにしても苦しいわ。
もう夜中の2:00くらいかしら。隣では、トニーが気持ちよさそうに寝ている。
少し水でも飲んでこようかしら。
そう思い起き上がって、ベットから立ち上がろうとしたその時。
パアン
何かが破裂する様な音がした後に、股の間から水みたいな生温いものが、いきよいよくながれていく。
破水だ。
「…………え?嘘でしょ。トニー……トニー!!」
横で寝ている夫を起こす。
「どうした?」
少し寝ぼけながら起き上がる夫。
「破水したみたい」
「…………え?破水?だってまだじゃ。」
トニーもいきなりの事で慌てている。
「そうだよまだ予定日まで1ヶ月もあるのに、どうしようトニー。」
夫の胸元に縋り付きながら泣きそうになってしまう。
そんなリオンの手を握って
「取り敢えず、産婆さんの家に行こう。もしかしたら産まれるかもしれない。馬車を用意してくる間に準備しといて」
出来るだけ落ち着いた声で、リオンに話しかける
すると少し落ち着いたのかリオンは、
「お願い」
と小さな声で言った。
トニーが慌てて着替えて、部屋から出て行く。
「……取り敢えず服を着替えて、なくちゃいけないわね」
服を着替え直し、髪も三つ編みにし、もともと準備していた、赤ちゃんに必要なものが入ったかばんをだした。汚してしまった所を浄化魔法をかけようとするが、何故か上手くいかない。
外で馬車の音が聞こえた。
トニーが部屋に入ってるくる。
「準備はできた?荷物は俺が持つから、もう少し厚着したほうがいい雪が降ってきた」
「わかったわ、悪いんだけど汚しちゃった所を浄化魔法かけとうてくれる?。なんかうまく魔力が出ないの」
「いいよ、その間にこれを着とけ」
トニーが浄化魔法をかけている間に、手渡してくれた上着を着込む。
「着たな?それじゃ出るぞ」
外に出るとトニーの言う通り、白い雪がフワフワと、降っていた。
お腹が邪魔で上手く馬車に乗れない私を、抱え上げて乗せてくれた。
馬車が動き出す。




