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01 追放されるはずでした

「アリス、お前は今日限りで王族から追放となった」


「え?」


そう言って思い出した

アレェ??

おっかしいなぁ…

僕は日本人だったはずなんだけどなぁ

…嫌そしたら異世界転生じゃん!?

こんなことってあるんんだね

んでtsなんだね…

はぁ…

全部、そう全部である思い出してしまったのだ

私が__

嫌、僕が転生者なことを

そして転生先は僕が愛読していたラノベ…

『王城でのんびり生活』

とかいうぶっ飛んだ物語の世界で

僕の転生先はそこの地味王女で…

王国から追放される運命の子だ


「おい、アリス聞いているのか?」


とまぁ人が考えているのにも関わらず

第一王子の僕の兄であるユリウスが話しかけてくる


「あ、はい。わかりました」


と僕がいうと

それを聞いた第一王子のユリウス第二王子のユル、ヒロインのユメカがこう反応する


「は??」


「ぇっ…」


「ちょちょちょ!?」


「え…な、何か問題でも?」


そう僕がいうとヒロインであるはずのユメカが


「問題大有りだよ?だって私貴方のファンなのにぃ!!」


「…え、もしかして日本人?」


とこの国ダイファ帝国で使わない日本語で話しかける


「…!!はい!そうでーす!ってことはアリスさんもですか?」


「嗚呼、実はね君…確かユメカさんか、この世界線の僕は原作と違うがいいのか?」


「はいっ!だってこの世界のアリスさんに惚れたんです!」


「元男でも?」


「はい!そこが逆にギャップになると思います!」


「…なら、ユメカさんの意思に従うよ」


「やった〜!!」


とまぁ丸く治りました(?)


「あ、アリス…ユメカさん…?」


と僕の兄であるユル兄様が話しかけてくる


「はい、どうしましたか?ユル兄様」


「ユメカさんとあ、アリスは仲がいいの…?あ、あとそのダイファで使わない言語は何?」


「あー、えっとですね」


と僕が説明しようとすると


「ふっふふ〜それは秘密なんですよ!ユル様!」


とユメカがと話す

…あれ、この子原作よりいい子じゃない?

そう原作のユメカは少し性格が悪く、そのせいでアリス、私は追放されたのだ

『アリスにいじめられた』と噂を流して


「そうなの…?なら、仕方ない…」


ユル兄様は王子にも関わらず人と接するのは苦手だ

でもそんなユル兄様に助けられたことは何回もある

本当に感謝しかない


「ユメカ、大丈夫か?本当に…アリスに洗脳とかされていないんだな?」


とユリウスがユメカに話しかける

ユリウス…こいつはそう、クズだ

クソだ

転生後嫌いな人間TOP5には入るくらいだ


「えぇ…ユリウス王子様急に愛称にしないでもらってもいいですか?」

「できることなら今まで通り呼んでください」


「…す、すまない、ユルドール…」 


ユメカに嫌われてやーんの

あ、ユルドールはユメカの名前です

ユメカは愛称なんだよね


「フッ」


「おい、アリス今笑ったか?」


「いえ、笑っていませんよ」


「……本当か?」


「そうですよ?ねぇ、ユメカ」


「はい、アリス様のいうとおりですよ?」


「ユメ、、ユルドールが言うならそうか」


「おいアリス」


「はい、なんですか?ユリウス様」


「なぜお前はユルドールのことを愛称で呼んでいる?」


「それは私からお願いしたからです、アリス様に失礼なことを聞かないでください」


ちなみに頼まれてはない

ゲームやラノベでそう書かれていたからだ


「す、すまない」


やーいやーい

ユメカに怒られてやーんの


「あ、そういえば私追放されるんですよね?」


と、思い出したのでいうと


「え!?!?ダメダメ!絶対ダメですぅ!」


ユメカ……

私のこと好きすぎないか!?

結婚しよう!!(?)


「アリス様と会いたいから来たのに…」


唐突だがユメカに様付けされるのは少し嫌だな

それならっ!


「ユメカ、アリスって呼び捨てでいいよ?」


「グッ…それは、申し訳ないですよ」


「駄目なの…?」

と首を傾げ僕の方が背が小さいので上目遣いでユメカを見る


「か、かわ…わ、わかりました!!あ、アリス…ちゃん、でお願いします」


「うんっ!えへへ、嬉しいな」


「かわっ!?」


「あ、あの、アリスの追放のことなんだけど、じ、実はアリスじゃなくてユリウス兄様に追放令が出てる、から、ユリウス兄様は今日付けでこのダイファ王国及びこの王族から追放とさせてもらうね」


「なっ、そ、そんな勝手に…」


「勝手じゃないよ、ほら」


あらら、それはユリウスを追放するための令状とお父様の印鑑じゃない


「な、お、お父様まで…?」


「…はぁ、この際だから言わせてもらおう」


「は、は?」


いつもおどおどしてるユル兄様がお仕事モードになった


「ユリウス、君はこの国の第一王子と言って数々の問題を起こしてきた」


「それがわかるか?ユリウスから被害を受けた、と苦情まで来たこともある、もちろんそこにいるユメカさんからも」


「ゆ、ユルドール…?」


「…ユリウス様、しつこかったです、勝手に近寄ってきて、勝手に王城で暮らせなんて言って、よりにもよってアリス様を追放させようとするなんて」


「ぇ…?ゆ、ユルドールがうざいって言ったんじゃないか…?」


「嗚呼それは貴方のことですよ」


「はぁ、ということだユリウス、もう2度と俺たちの前に姿を現すな」


そうユル兄様は言った

そして追い出されるユリウス

ざまぁみろだわ


「それで、アリス」


「はい、なんですか?」


「アリスにはとある領地を預ける、うまく領地回復してくれないか?」


……!!!本当か?

領地を預けられる

それは…僕の頑張りが認められたということだ!


「はい!勿論です!ユル兄様!!


「うん、ありがとうアリス、それでユメカさんはアリスについて行って欲しいんだ」


「…!はい、勿論です」


「ありがとう」


ふふ、ユメカも一緒なのか

楽しみだな

……ん?一緒に…?

いや、でも僕仮にも前世男子だがいいのか…?

……いいか、今では女子の生活の方が長いしね


「楽しみですね!アリス…ちゃん!」


「うん!」


「ふふ、2人とも、仲良くなってよかった…出発は急でごめん、なんだけど明日、だから準備してきな?」


「「え゛」」


「うう、準備してきます…」


「私はアリスちゃんの手伝うね!」


「え、ユメカはいいの?」


「うん!もう終わってるからね〜」


「しごできだぁ…」


「ふふ、ありがとう」


とまぁこんな感じで今日一日は終わったのである

はじめまして

初めてのファンタジー作品となります

ちまちまとゆっくりしていくのでよろしくお願いします

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