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TOKYO RESISTANS  作者: つむ様
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作戦

「出発の1時間前です。起きられては?」


聞きなれない声がして目が覚めた。

そうか、ちょっと前にAIを喋れる設定にしたんだった。


「うーっす」


だらしない返事をしてベッドから起き上がる。

昨日シムが渡してくれた服に着替え、ホロで鏡を映して寝癖を直す。


部屋を出ると調理室から音がした。自炊もできちゃうのか?


覗いてみるとシムが大鍋の前に立っていた。


「おお、おはよう」


僕に気づいて声をかけてくる。


「おはよ。っていうかスープなんて作れんの?」


鍋の中を覗くと驚くほどに紫色のスープだった。


「マジでいるんだ…紫のスープ作る人…」


アニメでしか見たことがない。


「やっぱ不味いかな」


そう言ってスプーンを取り出し、スープを口に入れたのと同時に倒れた。


「シムーっ」



「おお、うまっ」


スープを食べて言う。


「よかった。じゃあ料理は僕がやるってことで!」


食べてみると確かに不味くはない。


「そういえば作戦の確認とかもしておこうぜ。一応」


そう言って昨日僕が書いたホロの地図を映し出す。


「だね。えっと、まず僕が先に侵入してバレないように1人ずつ倒して、倉庫までの道を作る。

 道ができたらこの入り口からシムが侵入、それを僕が援護。

 そして倉庫から物を運び出すときはこれを使う」


と言ってポケットからある装置を取り出した。


「それは?」


「物体のどこかにつけてこのボタンを押すとその物体が手のひらに乗るくらいに小さくなるんだ。

 ちょっと前に作っておいた。今は確か200個くらい増産できてるはずだよ」


何かと役に立つんじゃないかと思って家にいる間色々作っていた。


「すごいな。じゃあこの作戦でいこう」

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