5/8
「カラー」と「クラリティ」
「カラー」とはズバリ色のこと
Dから始まってZまであります
無色と定義されるのはDからFで
だんだん黄色みを帯びてくるのが曲者
ですが、Gまでは十分キレイに見えます
カラーの定義はマンパワーに頼っています
鑑定士が肉眼でマスターストーンと呼ばれる
基準となる石と比較して決めるもの
一口にGカラーと言っても
FよりのGなのかHよりのGなのか
ちょっと気になってしまう
私からのご提案と致しましては
Fまでにしておけば安定感バツグン
「クラリティ」は透明度のこと
FL/IFからVS2までが
不純物やキズといった欠点がとても少ない
VS2の次はSI1。
そこからI3まで細かい区分があります
重さであるカラットが大きくなれば
必然的と体積も大きくなるので
キズや汚れ、内包物も増えるのは自然なこと
天然石なのですから仕方ないことですが
VS1までにしたいのは気分の問題
確かにVS2でもキレイですが
VS1よりのVS2ならいいけど
SI1よりのVS2だったとしたら!
10倍ルーペを使っても見つけにくいとはいえ
何となくモヤモヤするのは許して欲しいものです