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古希の星  作者: 千路文也
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023  恵まれた毛髪量


 初回の守備でビッグプレーを魅せた鬼崎はお客さんから脚光を浴びていた。やはりプロ野球選手であろうとなかろうと、褒められたら若干の喜びはあるので鬼崎は帽子を脱いで観客の声に応えた。そして鬼崎は70歳を超えた高齢でありながらも、恵まれた毛髪量を維持していて首元まで髪の毛があり、まるで指輪物語に出てくる白の魔法使いみたいになっていた。だが、そんな彼が魔法使いの異名を持っていないのは訳がある。それは打席での打ち方が特徴的だから、とてもじゃないが魔法使いとは呼べないのだ。


 そして相手の攻撃が終わると、鬼崎は先頭打者として打席に立っていたのだった。


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