4話
終わらない…
リビングに行き席に座る
「お待たせ」
「「どうぞ、ご主人様」」
「いただきます」
三人揃うとまずはアキラが食べる
それを見てライとフウが食べ始める、すると笑顔で
「今日はフウが作ったのかい?大分上手くなったね、凄く美味しいよ、有り難う」
「そんにゃ…ありがとうごじゃいまひゅ∥∥」
不意の笑顔が二人を襲うとフウはカミカミで応えライはポーッと見とれる
サラダは取れたての野菜を使ったトマトサラダに酢とオリーブオイルを使ったドレッシングとチーズがかけてあり、肉は前日から味噌に漬けてあったのだろう香ばしくオーブンで焼いてあるが柔らかく噛めば肉汁が出て来る、スープは栄養価を考えてかなりの量の野菜が入っているシンプルなコンソメスープ、そしてこの世界に来てアキラが拠点近くにゼロから始めて品種を変えていき、今に至る‘’米‘’グリーンピースと少量のバターと醤油を加えて混ぜてある
正にフウ渾身の食事だろう
暫く食事と歓談が続きライが話す
「ご主人様、お食事中申し訳ありません」
「なんだい?」
「はい、帝国より鍛冶師ライメイ宛に依頼が来ました」
「またかい……それで?」
「はい、お察しの通り‘’市場に出ている物以上の物を造れ‘’との事です」
「依頼と言うよりやはり命令だねぇ」
「如何致しますか?」
「勿論御断りするよ、御願い出来るかい?」
「はい♪畏まりました♥」
その後食休みと片付けが終わると二人が揃って
「「ご主人様あのっ」」
「うん、良いよ」
「はい♥」「やったー♥」
実は手伝いたくて仕方ない二人はそれでも主を気遣い独りで作業させてくれていたのは気付いていた、だから続きは三人でと考えていた
アキラをライとフウが挟みそれぞれ腕に絡み付くと二人の偉大な双丘の間に腕が収まると二人は満足そうに肩に頭を擦り付けるまるで恋人の様に
工房室に向かいながらアキラは思う
二人について最初は‘’手伝いが居れば楽だ‘’位で創り始めた次第に自衛が出来る様にし、どうせなら容姿も自分の好みにしようと思った、出来たのは歳を取らない従順なメイド、但し‘’命令をすれば‘’だ
そこで、核になっている精霊の人格を引き出し、学習演算・世界の常識・礼儀のスキルを足して自律するようにした、其処から正直は楽しかった、二人は自分を敬い家族の様に慕ってくれた、只予想外だったのは自分を好きになり更には愛する様になった事だ
‘’主従ではなく異性として男としてお慕いしております‘’
‘’マスターあたしを家族じゃなく一人の女として見て‘’
二人からの真剣な告白は忘れる事は無いだろうな、一緒に暮らして7年勿論する事もしている仲だ先程言った通り‘’恋人‘’だ
因みに二人は嫁だと思っているが敬意も有る為敬語などは無くならない(二人に言われて人間とは心臓が違うだけで体内・胎内については構造は一緒にした、簡単に言うとエッチも妊娠も可能と言う事)
そんな事を思いながら両腕の感触を楽しんでいると工房室に着く、若干寂しそうに腕を離す二人の頬に‘’チュッ‘’とキスをする
中に入り作業を始めた
「ハイノーマル・ウーツソード15、レア・ウーツソード10、レア・火炎剣5、レア・冷却剣5、Sレア・包丁20が目標だよ」
「「はい♥」」
ーーーーー何事も無く?3時間経過ーーーーー
三人は頭を抱えていた…
出来た事は出来た、凄く楽しかった本当に楽しかった…………ちょっと調子にのり過ぎた…全てURクラスなのだ
このクラスは世界で8人しか造れないLRになると2人だけだ、アキラは更に上を造れるが…
国が抱えている鍛冶師が1日に数本打つのがやっとな物を平行思考・物理分身を使い三人が21人程になり仕上げたのだ
これ迄大人しくしてきたのに世界がひっくり返る程の出来事
「ヤッチマッタ」
「「やっちゃいました」」
だが造り直す気は更には共に無いあの瞬間は凄く楽しかったのだ、ぶっちゃけキャッキャッウフフしながらテンションが上がり本気を出してしまった、とは誰も言えない
「まぁ、造られた物に罪は無い!明日考えよう」
「そ、そ、そうです…よね」
「マ、マスター…」
「取り敢えず、今日は寝よう!」
「「寝ます‼」」
元気良く返事をする二人の肩を叩き寝室ふ移動するが移動中アキラは頭が痛かった
自重しなきゃなとボソッと呟いた…




