↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/22

らじお

ノックスというテンション高めなおっさんに、面倒を見てもらうこと数日。

今日はおっさんが趣味でやってるラジオ放送の手伝いをしていた。

使い込まれた機材に、うず高く積まれたCD。

···んん?ここってマソリアTV(・・)だよな。

TVなのにラジオ??



「昔はテレビ放送の設備も使えたらしいぜ?俺がガキの頃にはとっくにぶっ壊れてたけどな」



へえ〜···改名した方がいいんじゃね?

まあそれはさておき、ラジオ放送である。



本番、用意···3,2,······



『皆おはようさん。こちらはマソリアTVのノックス。元気にやってるかい?』

『それじゃあ早速、ご機嫌なモーニングミュージックを流すぜ······アカリ、CDセット』



多分その声も入っちゃってるぞ···と思いつつ、指定されたCDをボロいプレーヤーにセット。

軽快なJ-POPが流れる。

···いや日本の音楽かよ。



『どうだい皆、いい曲だろう?最近の俺はニホーンが好きでなあ···見事にハマっちまったのさ』

『それじゃあ次の曲行くぜっ』



この世界にも日本(ニホーン)は存在するらしい。

これは朗報だな。

ひょっとしたらまた日本食を食えるかもしれん。

コメ食いてー(ウ◯娘並感)



◆◆



『···ここまで聞いてくれてありがとよ!それじゃあまたなっ!』



大体1時間くらい続いた放送が終わった。

素人感はあるけど、凄く楽しそうだったな。



「手伝ってくれてありがとよ、アカリ」

「ノックス、さん。かっこいい」

「ええ?そうかぁ?」



ノックス=サンは草。

俺は忍殺語の使い手じゃないんだけど、どうにもこの幼女ボディだと口が回らん。

コミュ障ではない。断じて。



「にほん、好きなの?」

「好きだぜ。何年か前にニホーンの奴が取材に来て、ソイツがとにかくいい奴でなあ···いつか行ってみたいと思ってる」

「はえー···」



異世界にもそういう記者や作家っているのか。

多分ここは俺のいた現代世界にかなり近いんだろうな。そのうち日本人(仮)にも会ってみたい。



「アカリも···なんだ、ニホーンに知り合いとかは居るのか?」

「たぶん、いない」



だってここ異世界だし···。


※アカリの顔は東洋系。


・高崎計

19✕✕年、日本に生まれる。

名門私立大学に在学中、ノンフィクション作家としてデビュー。

精力的に発展途上地域を飛び回り、旺盛な創作活動を行っている。

探検家としても名高く、文学だけでなく冒険関連の表彰も多い。

なんか偉い人とも仲良しらしい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。