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てんせい

俺は病院のベッドで( ˘ω˘)スヤァ···してたはずなんだが、いつの間にか夜の荒原のカチカチ地面の上で大の字になっていた。

ちんまい女の子の体になってるし、空中にステータスプレート的なアレがふよふよ浮かんでる。



名前:アカリ/●●

レベル:1

力:1

敏捷:1

魔力:1

体力:1

精神:100

運:80


スキル:

[痛覚耐性]SLv1



レベル1かあ···。

精神値と運だけやたら高いのと、“痛覚耐性”なるスキルが気になるな。



試しに自分のぷにぷにな腕を思いっきり抓ってみよう。えいっ。

···ちょっぴり痛い。

なるほど、あくまでも“耐性”であって“無効”ではないのか。



これはアレか、異世界転生ってやつか。

しかもTSのオマケ付き。

前世は基本ずっと微睡み生活だったからなあ、幼女の姿でも自由に動けるのはとってもいいぞぉ。



ふむ、そうと分かれば何をしようか。

やっぱり異世界無双かな?

テンプレだけどそういうのが1番楽しいよね。

よし決まり!俺は今日から異世界を蹂躙します!



···とりあえずお腹空いた。



◆◆



ぽてぽて。

あてもなく歩く。



ぽてぽて。

歩き続ける。



ぽて···

立ち止まる。



「つかれた」



丸一日は歩いたよ。

ぬわああん疲れたもおおおおおおん。

異世界転生して早々餓死するとか勿体なさすぎる。

誰かたすけて。へるぷみー。



「───!───!」



なんかおっさんの声が聞こえる。

やったぜ、助けがきた。

俺はもう限界だから寝るけど、きっちり助けてくれよ?

んじゃ(つ∀-)オヤスミー



ぱたり



◆◆



よし、今度はベッドの上だぜ。うぇーい↑

前世ほどのフカフカさはないけど、荒れ果てた剥き出しの土地で寝るよりゃ万倍マシです。



「···起きたか」



うわ、ビックリした。

どうやらこの黒頭巾みたいなカッコをしたおっさんが助けてくれたらしい。



「···なぜあんな場所に1人でいたんだ」

「わかんない」



そりゃおめえ、スポーン地点があの荒原だったからだよ。

好きであんな場所にいたんじゃないですうー。



「···そうか」



ぐううううううう



あ、俺の腹の音っすね。

腹減ったよー、メシくれよー。



「···これ、食うか?」



おっさんが差し出してきたのは···デカ目の乾パン?



「ありがとう」



いただきマンモス(古い)

···うむ、湿気てるな。

でも腹減ってるからめちゃめちゃ美味く感じる。



「おいしい」

「······そうか」



もむもむ。もむもむもむ。

あのー、そんなに見つめられると食べにくいんですけど。

なんや、俺が食べてるのを見て羨ましくなったのか。

でもあげないぞ。これはもう俺のもんだ。



「···もう一つ食べるか?」



え、いいんすか?

あざっすあざっす。

欲しがりさんなのかと一瞬思ってたわ、すまぬ。

顔はくたびれたおっさんだけど、心はイケメンなんやね(失礼)



···まあ、今の俺はガワだけは幼女だからな。

どんな顔してるのかはまだ分からんけど、きっとかぁいいんだろうな、そうに決まってる。

幼女isカワイイ。いいね?

ろろろロリコンちゃうわ。


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