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転生幼児カイトがいく! 愛されながら異世界を変えちゃいます! ~みんなの笑顔が世界を変えていく~  作者: あんり


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86話 スライムにイカルスミ汁あげたらさあ大変。

「カイトおぼっちゃま、私はダウニー様のところに行ってもよろしいですか?」


「うん、厨房目の前だし、マールもハンスもいるしね。大丈夫だよ」


「ありがとうございます。では、行ってまいります」


「わかった」



ボクはアリと手を繋いだまま、マールはスラちゃんとイムちゃんの入った箱を抱えたまま、ハンスもすぐ後からついてくる。


「いやー、ルーク団長には笑いました」


ほんと、さっきまでのガニ股ジャンプは大爆笑だよ。結構みんなで笑ったよね。

思い出すとまた笑えちゃう。


「本当だねー」


「ねー、ルークだんちょ、変だったねー」


あー、可笑しい。

またまたみんなで笑ったー。




それはそーと、さっ、厨房着いたよ。


「ゴードンいるー?」


「みんな、アリとおにーちゃまがきまちたよー」


「おー、よくお越しくださいました。カイトおぼっちゃまとアリアーナお嬢様。厨房にどんな御用ですかな?」


「あのねー、スラちゃんとイムちゃんのご飯さがしにきたのー」


「スラちゃんとイムちゃん?それはお嬢様のお友達ですか?」


「うん、今日からいっちょにアリのお部屋に住むのよー」


あはは、ゴードン、困ってるー。

助けてあげなきゃ。


「あのねー、アリがスライムを飼うことになって、そのスライムに名前付けたの。2匹いるから、スラちゃんとイムちゃんって名前付けたんだよ」


「スラちゃんとイムちゃんですかい。可愛い名前ですね。3匹目はなんて名前にするんですか?」


え?2匹で充分じゃん?3匹も飼わないよね?アリ?飼うの?


「うんとね、うんとねー」


悩んでるよ、アリ、真剣だな。

みんなアリのこと微笑ましいんだね、分かるよ、うん、分かる。


「たぶん、スラくん」


あはは、スラ《《くん》》なんだ。何かな?今箱にいるのはメスなのか?そういえばいつの間にか2匹いたよね?スラちゃんは、イムちゃんのママなのかな?


「そうですか?」


「うん」


アリ可愛いなー。思わずの頭撫でちゃった。


「アリ、可愛いよ?」


うんうん、アリ、自分の事ちゃんと分かってるね、ボクもそう思ってるよー。いや、誰もがそう思ってるよー。


「私には、お2人が可愛いと思います」


「ありがとう」「ありがとー」


「さて、ゴードン、スライムには何あげたらいい?」


「そうですね、スライムは雑食なんでなんでも食べますな、昨日のイカルンスミ汁が余ってますので、食べさせてみますか?」


やっぱり余るんだ。イカルンミソ汁はお屋敷の中でも好き嫌いあるからねー。スライムはどうかな?食べてくれるかな?


「うん、食べるかな?」

「マール、箱を下ろしてくれる?」


「はい、こちらですね」


箱を覗くと、なぜだかスラちゃんとイムちゃんがプルプル震えてる。


「スラちゃんと、イムちゃん、ちゃむいの?」


寒いのかな?どうだろ?

あれ、ゴードンがイカルンミソ汁を持ってきてからなんか余計に激しく震え出したよ、揺れてる?期待してるのかな?


「アリ、スラちゃんとイムちゃんにイカルンミソ汁ちょっとあげてみよっか?」


「うん、アリがあげたい」


ゴードンからスプーンを受け取りアリが早速イカルンミソ汁をあげてみる。


えー、なに、なに、凄い食い付きだけど?

美味しいのー?さっきより凄く揺れてる。


「もっと欲しいのかなぁー?」


ん?なんかスライムの様子がおかしいよ?さっきより大きくなってきたよ?あれ?ヤバくない?ムクムク大きくなったよ?さっきの3倍じゃん。


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