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転生幼児カイトがいく! 愛されながら異世界を変えちゃいます! ~みんなの笑顔が世界を変えていく~  作者: あんり


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53話 やっぱりエルフはいるんだね

お風呂終わって、さっぱり~!

アリも一緒なのはいつものこと。


今、ボクは自分の部屋でくつろいでいる。


さ、午後のボクの予定は、そー、新しい味噌汁をつくるため、その具材を探すため、まだ見てない食料庫にいくんだぁ、何があるんだろー、楽しみ~。


ゴードンとセバスとの待ち合わせにはまだ少し時間がある。


いやー、しかし、昨日の夕食時に、またまたママの流し目。息子のボクに妖艶な目線投げかけてどーするのさっ。それを察知したパパのジト目。まいったなー。

パパ、息子に嫉妬してどーするのさっ。


まあ、ボクが生まれたばかりの時、「アメラのおっぱいは私のおっぱいだからな、貸しているだけだからな」って言ってたぐらいママにベタ惚れだったしなー。

なんか、めんどーだね。


それに比べたら、何も知らないアリはいつも通りの可愛いキラッキラッのお目目。うん、天使っ!


「うぉほん」


でさ、パパ、ママの気を引こうとして、やたら咳払い、笑えたー。

そんなパパの想いを知っているのかどーか、ママ、わざとパパを無視してない?


いや、ママ、新しい味噌汁はまだ出来ないって言ったよねー。

もうっ。パパのジト目はうっとうしかったなー。


って、そんな事があったよねー!

遠い目なっちゃうよなー。


トントン、トン!


これはセバスからの入室の合図。


「どーぞ、セバス、入ってきて」


「カイトお坊ちゃま、お待たせしました。準備が整いました。ゴードンが食料庫の前で待機してますよ、行きましょう。」


「うん。いこー、何があるかな?楽しみ~。」


歩く、どんどん歩く。

毎日走り込みしているから、鍛えられたかな?歩く速度が、早くなった気がする。


「カイトお坊ちゃま、下半身が、うん、安定してきましたね~」


「うん、なんかね、早く、しっかり歩けるよーになったよ、転ばなくなったのー。」


「少し、護身術も初めましょうか?」


「ごしんじゅつて、なーに?」


知ってるけど、知らないフリだな。


「カイトお坊ちゃまが、カイトお坊ちゃま自身を守るための訓練ですよ。」


「おー、そしたら強くなれる?悪いやつや魔物倒せるように、なる?」


「悪いやつはまだ倒すのは難しいですね、そのためにはもっと鍛えたり、剣を学ばなければなりません。しかし、カイトお坊ちゃまは、戦うよりもまずは守られるべき存在です。そして、いざと言う時に、例えば誰も助けが居ない時、その時はせめて自分を守って、誰がが助けに来るまで、頑張らなきゃいけません。少しでも時間稼ぎをするために必要ですね。」


「うん、ボク、守られてばかりじゃなくて、自分を守れるようになればいーの?」


「そうですねー、まずはそうなると!」


「そうなると?なーにー?」


「別の森にも行けるかもしれませんね、例えばエルフの森とか。」


「えー、エルフ?いるの?絵本の中の人じゃないのー?」


いるのは知ってるけどさ、始めて知った事にしなきゃねー。


「居ますよ、エルフに会いたいですか?」


「うん、会ってみたい!」


「そーですか?その日が楽しみですね」


やっぱ、エルフいるんだ!

めちゃくちゃワクワク♡


そんな話をしていると、向こうに頭を下げているゴードンが見えた。


さ、エルフの話は、まだ先の事。

それよりも、新しい味噌汁作るのが先。


「ゴードン、お待たせ。さぁ、中に案内して!」


「はい、坊っちゃま」


キーッ!相変わらず重そうなドアが開かれた。

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