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転生幼児カイトがいく! 愛されながら異世界を変えちゃいます! ~みんなの笑顔が世界を変えていく~  作者: あんり


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22話 セバスの秘密

森に行ってもいいって許可を貰えた。

森って言っても、自分家の庭だけど。

それでも嬉しい。


やったー、これはパパに点数稼がなきゃな。


嬉しくなって、思わずパパの足に抱きつく。

ボクを抱き上げるパパは嬉しそうだ。


「よし、カイト、肩車をしてやろう」


「わーい」


「カイト、庭まで肩車で行くぞ」


ボクを肩車したパパは、ボクを肩に乗せたまま廊下をあるく。


パパの肩車は、いつも見ているボクの目線よりはずーっと高くて、今日みたいな澄んだ、晴れた青空が、廊下の窓越しに少しだけ近い気がした。


そしてそのまま庭に出て森の近くでボクを下ろす。


緑が青々としてる、ヤシ並木もあるな。

ちゃんと手入れされてていいね。



「セバス」 パパの呼ぶ声に


「はい、旦那様」ってすっと現れる。


え?どっから来たの?

さっきまで居なかったよね?

なに?この家の人達って、いきなり現れたり、居なくなったりするんだけどー、

めっちゃびっくりだけど!!


「今日のランチはあの森の川の近くで取ろうと思う、セバス、準備を!」


「はい、承知しました、旦那様。早速ゴードンに用意させます」


すかさずボクは声をかける。


「あ、セバス待って」


消えて、一瞬で戻ってきてにこやかに笑う


「どうしましたか?カイトお坊ちゃま?」


「アリもママも誘っていい?」


「あぁ、そのつもりだ、モチのロンだ」


なんだそれ(笑)聞かなかったことにしよ


「セバス、そのように」


「ね、セバス、んと、ボクもお家に連れてって」


「承知しました、旦那様、奥様とアリアーナお嬢様にもお誘いしてまいります」

「では、カイトお坊ちゃま、参りましょうか」


ボクはパパの肩車から下ろされて、セバスの腕に抱かれた。


「あのね、セバス、ボク歩けるよ?」


「はい、存じておりますよ、カイトお坊ちゃま。カイトお坊ちゃまはちょっと冒険心がおありですねぇ、だからちょっとセバスにお付き合いくださいませ」


《《スン!》》


ぼくは瞬きするのを忘れて唖然とする。


ねぇ、セバス、どこにそんな力を隠していたの?僕を抱っこしたまま、もう屋敷だよ?


「オホホホ、カイトお坊ちゃま、ビックリしましたか?私は身体強化が使えます。なので、今、瞬足でお屋敷に帰って参りました。私はこのお屋敷で《《影》》もしております。だからいつでもカイトお坊ちゃまを、いえ、旦那様も、奥様も、アリアーナお嬢様もお守りしてますよ。」

「そして、私が影をしていることは、次期当主でございます坊っちゃまだから、私の秘密を教えました。これは、お坊ちゃまのお母様とアリアーナお嬢様にも内緒です。マーシュ家の当主の旦那様で、カイトお坊ちゃまのお父様しか知らないことです。内緒ですよ」


え?内緒なのをボクに話していーの?

ボク、次期当主なれないかもしれないよ。


もしボクに弟が生まれて、パパが次の当主にボクの弟を指名したらどーすんのさっ。


パチッ!


 

うっ、セバスのウィンク。


いや、ボクにウインクしてもボクは惚れたりなんか、しないからなっ!

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