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転生幼児カイトがいく! 愛されながら異世界を変えちゃいます! ~みんなの笑顔が世界を変えていく~  作者: あんり


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142話 ビービーとダブルジーの卵が食べられない理由

パパの執務室。ボクはパパの隣。


「さぁ、カイト、私になにか話があるんだろ?話してみなさい。」


パパは、お茶を入れてくれたメイド達を外してボクに質問。


「あのね、ビービーとダブルジーのことなんだけど、鑑定眼君が言うには、卵はやっぱり食べられないんだって。それはね、卵には悪い菌がいて」


「カイト、菌ってなんだ?」


そっか、微生物とか、菌の存在自体分からないのかな?


「目に見えない悪いやつだって。でもいい菌もいるみたい」


「そうか。それで?」


「その悪い菌が卵の中にいて、これを知らずに食べると、《《菌が知らない内に体に入って腹痛、下痢、嘔吐、発熱などの症状が出て、そのあと死んじゃう。》》ってことなんだって。だから、あの2つの鳥の卵は食べられないって、残念なのー。怖いねー」


「うむ、そうか。」


あれだな、時々割れた卵を見た事があったが、必ずその中には雛が死んでいたな。カイトの言う菌というものがいて、それが悪さをして、だから、割れた卵にはそのまま食べられることなく雛がいたんだな。


「なるほど。では、このビービーとダブルジーは普通に食べてるけど、そんな症状もないし、死ぬこともない。普通に食べられてるけど、それは大丈夫なのか?」


「それもねー、鑑定眼君に聞いたの」


「なんかねー《《卵から孵るギリギリにその菌は無毒化され鳥に吸収されちゃって、卵から孵った鳥の最初のウンコで出すみたい。卵の時の自己防衛》》って言ってたよ。じこぼーえーってなあに?」


あはは、難しい言葉だからな。カイトにはまだ分からないか!


「自己とは、自分のこと。防衛は、守ることだ。つまりは卵の時、卵は自分が食べられないように、その菌って奴で自分を守っているんだな。きっと卵を食べない理由はその菌が悪さする事を誰かが学んだんだろ。だから、卵を食べる文化がなかったのかもな」


おー、パパ、わかりやすい。そう、その通りだよ!


「だからね、もうビービーとダブルジーの卵は諦めたの。だから、そのふたつは、増やして食べちゃうことにしよーよ」


「そうだな、そうしたらあの6つに分けた鳥小屋はどう使うんだ?」


そこでボクはさっき考えていたプランを伝えた。


1 、2はビービーと、ダブルジーのオスとメスの部屋

この2種は混ざらないって言っていたから一緒にしても大丈夫だはず。そしビービーとダブルジーは繁殖して、食用に回そう。


3、4はベリデリのオスとメスの部屋

これは、かなり重要だから繁殖で決まり。


5、6、ベリデリのメスだけの部屋

これは卵専用の部屋


この説明にパパは納得してボクの頭を撫でてくれる。うんっ、褒められて嬉しい。


なら、気になっていた事を言わなきゃ。


「あのね、パパ。初めの考えと違っちゃったでしょ。ベリデリを増やさないといっぱい卵を産んでもらえないの。」


「今のベリデリはメス。食べる卵を産むメスとするよ。だけど増やすための卵を産むメスと、そのためにはオスも必要でしょ?だから、あと2回ニコイチしなきゃ。」


「うむ、確かにそうだな。けどカイトが心配だな。まずは明日、オスをニコイチするんだろ?そしたら、その2日後様子を見て考えるか、それで良いな?」


良いか?じゃなくて良いな?って決定事項なんだね。パパの言うことはちゃんと守らないと、あとから色々許可を貰いにくくなるからな。言うことに従わないとね。


「うん。分かった」


よし、明日オスをニコイチして、様子を見てその2日後メスをニコイチするでしょー。


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