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転生幼児カイトがいく! 愛されながら異世界を変えちゃいます! ~みんなの笑顔が世界を変えていく~  作者: あんり


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125話 カイトのスキル「合体」発動!

「ん?カイト、生き物を買うには、その飼育方法も知らないといけない。いますぐは無理だろ。」


「パパ、飼育方法はきっと大丈夫!ほら、ボクには、んんん様のんんんがあるからさ」


「あー、たしかに」


良かった、パパは|んんん様のんんん《イカルダの女神様からの知恵》って気づいてくれた。



ボクたちは、譲り受けたそれぞれの鳥たちと、役目を終えた(卵を産み終えた)それぞれの肉を買取り、屋敷に戻った。


騎士団の非番の騎士たちにお願いをして急遽裏庭に鳥小屋というより、大きな囲いを作ってもらった。非番なのに働いてくれたから、カイチェアの売上から、働いてくれた騎士団のみんなにお駄賃を渡したら泣いて喜んでいた。あとから聞いたら1ヶ月の給金位の額だったみたいで、普通に働いていた騎士団のみんなも、今日が非番だったら良かったと大騒ぎだったらしい。


さて、貰った肉をゴードンに渡してそれぞれを味わってみたら黒茶はもも肉みたいで味が淡白、白灰色は胸肉みたいで味が濃いけど硬かった。


ちょっと前世と違うので、少し考えたりした。


今、ボクは鳥たちと、鳥小屋にいる。

マールは雄鶏たちに餌をあげながら、汚物を処理してくれている。


「マール、この鳥のフンも肥料になるから1箇所にまとめといて。」


「そうですか!また、お告げがあったんですねー。カイトお坊ちゃまはイカルダの女神様に愛されてますね」


「ね、色々教えてもらってるの。」


そんな会話をしながら僕は考える。

黒茶と白灰色のメスがボクが与えた餌をつついている。触ってもビクともしないで必死にたべまくっている。


よく分からなくなってきたぞー。

ボクは頭の中で整理してみるよー。


★黒と茶色の鳥

卵▶︎5~7年産む

生きる期間▶︎8~10年

味▶︎淡白だけど、柔らかくてもも肉みたい


★白と灰色の鳥

卵▶︎10~12年産む

生きる期間▶︎15年~20年

味▶︎肉が硬いけど旨みがあり胸肉みたい


うーん、この鳥のいいとこ取りの特徴を持ったミックスな鳥がいたらいいのに。そうしたら最高!

混じっちゃえー、いいとこ取り~!

ってそんなことないよねー!


ピカーッ!ピカーッ!キラキラキラキラ

え?眩しい、なーに。

なんか力が抜けたよ、しかもごそって抜けた。


ボクは目を擦る。さっき居た、黒茶色のメスと、白灰色のメスがいない。


そこには、黒も、茶色も、白も、灰色も、4色混じった鳥が1羽だけいた。


《《緊急事態発生!緊急事態発生!ご主人様、今、合体が使えるようになりました。2羽の鳥が合体して1羽になりました》》


えー?えー?えっ、えっと?合体??

ヤバくない?

合体したことしれたらどーしよ。

ね、これ、どうしたらいいの?

合体しちゃった、どんな鳥になった?


《《ご主人様の疑問にお答えします。この鳥は決して混じることのない品種の鳥がご主人様のスキルで合体し新しい品種が誕生しました。》》


うーん、鑑定眼くん。ごめん。

ボク、だいぶ鑑定できるようになったけど、さっきの合体で魔法使いすぎたかも。

クラクラするよ。


「マール、助けて、気持ち悪い」


「パパ、ママ、助けて」


「お坊ちゃま、大丈夫ですか?さっきのあの光はなんです?お坊ちゃま、死んだらだめですよ。セバス、旦那様、奥様にご報告を。グロー先生をお呼びして」


マールが焦った声で泣きそうな顔をしてボクを抱きしめる。セバスの姿が一瞬だけ見えたけどすぐに見えなくなった。


そして、ボクは静かに目を閉じていく。

遠くなる意識に、ボクはあがなえず。


コッコッコッコケー。

意識の遠くに鳥の声が聞こえたような気がした。



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