わたしにだけ見える不思議な数字はどうやら、好感度ではないようです
その日、アーヴァイン伯爵家の令嬢・アリシアは18歳の誕生日を迎えた。彼女だけのための誕生日パーティーで、一番来て欲しい婚約者だけがその場にいなかった。愛されていないのか、と不安になるなか、その夜アリシアは不思議な指輪を魔法使いと名乗る女性からもらった。その指輪を身につけたとき、婚約者の頭上に現れたのは、
-1229。
それはどうやら好感度とは違うようで……
※略称はわたふしです。
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それはどうやら好感度とは違うようで……
※略称はわたふしです。