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退屈極まりない所
おれが短大を卒業して
社会人になって
間もない頃の話
おれは学生時代から
英語が好きで
社会に出てからも
独学で勉強を
続けていた
そんなおれの姿を
傍から見ていた
おれの親父が
「大学に行きたかったら
行っても良いんだぞ」と
言ってくれた
親父のその気持ちは
ありがたかったが
おれにとって
学校という所は
退屈極まりない所だった
だからおれは
社会人として
働きながら
その傍らで
独学で勉強することを
敢えて選んだ
働きながらなら
自分でお金も
稼げるし
その稼いだお金で
教材を購入することも
出来たからだ
事実その方が
学校に行くよりも
おれの性に合っていた
学校という所は
おれにとって
退屈極まりない所だった
もう二度と
学校には
行きたくない




