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普通の人
おれが働いている
喫茶店で
一緒に働いている
パートの人たちしても
そこに集う
お客さんにしても
決しておカネ持ちの
セレブではなく
どこにでもいる
普通の人たちだ
そこには
大物ミュージシャンや
大物俳優や
大物女優や
大物政治家や
大物作家なんかは
一人もいない
どこにでもいる
普通の人たちが
集まっている
おれはそんな環境が
大好きで
そこに集って来る
人たちの
何気ない会話を
耳にしていると
安らぎすら覚えてくる
おれはなんてことのない
日常生活に
力を感じる
国家の大事を
論じる訳でもなく
ただ何気ない
普通の会話を
耳にするだけで
安らぎすら
覚えてくる
なんてことのない
日常生活の
原風景を
目にしたり
耳にしたり
肌で感じとるだけで
そこに強い力を
感じるんだ




