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劣等感の塊
今でこそ
おれは自分に自信を
持つことが出来たが
元を正せば
劣等感の塊だった
それは常に
おれの体を支配して
その状態から
なかなかなか
抜け出すことが
出来なかった
だからおれは
決して
優等生でもなければ
エリートでも
なかった
どちらかと言えば
優等生や
エリートの気持ちよりも
劣等生や
オチコボレの
気持ちの方が
よく分かる
おれは常に
劣等感の
塊だった
友達も
あまり多い方で
なかったし
お互いのことを
理解して
お互いのことを
尊重するなんて
ことも
知らずに育ってきた
あの頃に
比べると
今は良い仲間や
良い友人も
たくさん出来たし
今と昔とでは
随分と
変わったと思う
世の中善人ばかりではないが
悪人ばかりでも
ないということ
改めて実感している
でもおれは
かつては劣等感の
塊だった




