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学生魔導士の騒動録~その力は誰のために~  作者: Dr.醤油煎餅
第三章
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文化祭(その1)

 文化祭当日になり、太陽達もお化け屋敷を準備して完成させた。襖や蔦などの特殊な道具は貸し出されているのでそれを利用したりする。それ以外は手作りだ。太陽がいるので黒帯を利用して量産することもできるが、思い出作りとして太陽自身が断り、小道具づくりに精を出している。

 太陽の役割は裏方やメイク役だ。特殊メイク程ではないが、肌に優しい絵の具を利用してメイクをしていく事になる。男子、女子問わず太陽は和風の恐怖メイクを施していく。


「中々上手いね」

「まぁ、細かいことは得意だしね」

「そういうレベルじゃないと思うんだけど」


 素人目で見れば一流とは言えないけれど、高校生レベルの文化祭では十分なレベルのメイクだった。太陽にメイクされた生徒全員が体調が悪そうに見える。


「ゾンビとかじゃないならこれで十分だろ」

「まぁ、傷とかは作るの難しいだろうからな」


 クラスメイト達は文化祭中はこの姿で校内を回って、1-E5の出し物を宣伝することになっている。太陽もマスクをお化け屋敷風にして宣伝することになっている。


*  *  *


 文化祭開始のチャイムが鳴ると、一般人も含めて何人もの人間が入って来た。


『『『文化祭、開・幕~~!!』』』


 開始されると、太陽はクラスメイトと共に学園の入り口に立って宣伝する。勿論、看板を体に付けてポーズや雰囲気を取りつつ宣伝している。


「わぁ~、すげぇ」

「あ、あの人テレビで見たことある」


 目立つのは太陽達ではなく、美人も多くテレビにも出ていた朝日達のいる1-E1だ。太陽達と比べると華やかであり、出し物であるメイド喫茶の衣装も良く似合っている。


「やる気失くすな」

「まぁ、そういうな、こういうのを見れるのは特権だぞ」

「それはそうだが……、可愛いなぁ」

「見惚れるのか、宣伝すんのか、どっちかにしとけよ」


 1-E1は看板持って笑顔を振りまきながら、執事やメイド服を着て呼びこみを行っている。太陽達も、お化け屋敷組で集まりながら、おどろおどろしいBGMを流しながら宣伝を行っている。

 20分もすれば、入場者が途切れて来るので、入り口から離れて校内を巡回しての宣伝に移る。文化祭は始まったばかり、初めての文化祭の為一年生たちが浮足立っているのが良く分かった。

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