第55話 悪ノリが過ぎました。
↓軍曹ソング風(又はファ○コンウォーズ)でお楽しみ下さい。
「マグナのファミリー出来たぞ♪」
「「「マグナのファミリー出来たぞー♪」」」
「ヤーツはすーごい魔導師だ♪」
「「「ヤーツはすーごい魔導師だー♪」」」
「かなり強い!」
「「「かなり強い!!」」」
「すげー強い!」
「「「すげー強い!!」」」
「コイツはどえらい新人だ♪」
「「「コイツはどえらい新人だー♪」」」
「ドラゴンより!」
「「「ドラゴンより!?」」」
「母ちゃんより!」
「「「母ちゃんより!?」」」
・
「オレたちゃマグナのファミリーだ♪」
「「「オレたちゃマグナのファミリーだ♪」」」
「クーロのマームにシゴかれた♪」
「「「クーロのマームにシゴかれたー♪」」」
「マムは強い!」
「「「マムは強い!!」」」
「オレは弱い!」
「「「オレは弱い!!」」」
「地獄の日ー々はこれからだ♪」
「「「地獄の日ー々はこれからだー♪」」」
「魔物強い!」
「「「魔物強い!!」」」
「オレは強い!」
「「「オレは強い!?」」」
・
「父ちゃん母ちゃん見ててくれ♪」
「「「父ちゃん母ちゃん見ててくれー♪」」」
「故郷に錦を飾るんだ!」
「「「故郷に錦を飾るんだー!!」」」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
えっ?
ナニコレ?
確かに調子に乗って説明する時に、ユーなチューブで見た某CMソング歌っちゃったけどね?
かなりグレードアップしてない?
替え歌?
作詞は誰? まさかクロ?
ところ変わって守備隊の訓練場。
今、俺たちの目の前では一糸乱れぬ冒険者たちの訓練風景が展開されてます。
「テキーラ! ラム! 遅れているぞ!」
「「イエス、マム!」」
「バーボン! シェリー! ベルベット! そのまま速度を落とすなよ!」
「「「イエス、マム!」」」
「ウォッカ! ひとりでも脱落したら、全員もう一度だ!」
「イエス、マム!」
現代の軍隊ですか?
思わず軍服着せて、銃でも持たせたい感じです。
なんかそんな感じの短槍は持ってるけど。
気分はもう、米国海兵隊?
いや、実力は格段に上がってる気もしますけどね?
たった一週間で性格どころか人格変わってない?
クロの悪ノリ新兵訓練課程、パネェ!
「ま、マグナ殿? あれが冒険者、ですか?」
「う、うむ。そうだな」
「はぁ。帝都の親衛隊みたいな--統率というか、あの、独特ですわね?」
「そ、そうか」
いや、俺のせいですね。
ごっつ反省してます。
こうして、俺とクラウディアさんはしばらく茫然と、訓練を見ていたのでした。
まる。
†
「こ、ここがマグナのアニキの屋敷ですか? すげぇ!」
「「「おおおー!」」」
訓練が終わって守備隊の詰め所を後にして、屋敷に冒険者と探索者たちを連れて来ました。
当初は冒険者だけで探索者は宿屋を取るつもりだったんだけど、部屋が空いているので使ってもらうことにした。
「迷宮を踏破すると、こんなところにも住めるのか・・・」
「はあぁ、すごいですねぇ」
「ん、マグっち、貴族みたい」
ウィンテンの三美姫の三人も驚いているようだ。
まあ、実際に元男爵邸だしね。
俺もこんなとこに住むことになるとは思わなかったよ。
人生って分からないね。
「まだ使用人がひとりしかいないからな。宿として離れを提供するが、基本的に食事などは各自で頼む」
「分かった」
「はいですわぁ」
「ん、了解、した」
三人娘は嬉々として離れに向かう。
入れ替わりに、イヴが屋敷から出てきた。
「クロ、彼女はクジマの妹御で、イヴだ。今のところは屋敷のことを一切任せている」
「ご当主さまの配下に加えさせて頂きました、クジマ・オルロフの妹イヴァンナと申します。よろしくお願いいたしますわ。地竜王クロティルド様」
「ええ、クロティルド・ファフニールです。同じマスターの配下ですから、クロで構いません」
「はい。クロ様」
「イヴ、クロを二階の部屋に案内してくれ。あと、既に離れに冒険者と探索者たちが行っている。簡単でいいので世話を頼む」
「畏まりました。ご当主さま」
「ではクロ様、こちらへ」
ふうっ
これで一息付けるかな。
寝不足でツライ。
ちょっと寝ておこう。
「ピーちゃん、ハム太、モコちー。俺は部屋で休むけど、一緒に寝るか?」
『キュイ!』
『ガゥ!』
『ピィ!』
うん。
もふもふまみれの癒し睡眠タイムで、体力と精神力を回復だ!
†
ダン!!
ドドドドド!!!
「ま、マグナーーー!!!」
「な、何!? 地震!? 雷!? 火事!?」
何だ何だ!?
ババタンッ!!!
部屋の扉が勢いよく開く。
壊れてないか?
「おお! マグナ!! ここにおったか!!!」
なんかマッチョ親父、キターーー!!
元々の通称「軍曹ソング」の歌詞はかなりお下劣だったので、昔懐かしのファミコンウォーズのCMソングをベースに替え歌にしました。
ぜひググりましょう(笑)
尚、伏線回収その二は閑話でやる予定です。




