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第35話: 準決勝1回戦

メタいですが、コンテスト編あまりに長いので準決勝までカットします。

いつか番外編として全キャラの戦闘シーンを書きたいところです。

 メルスが敗退し、Fクラスはジェイド一人となった。

「ジェイド そういえばお前優勝したら何を頼むんだ?」


「あぁ考えてなかったな」


「優勝するって意気込んどいて考えてなかったのかよ!」


「そうだな….」

未来を救える手がかりがあればいいのだが…今のところ何もない。

「学園の機密情報を教える」なんて言えばこちらの命が危ないだろう。


「学食のメニューにギョウザを増やすとか」


「「???」」

メルスとナブラは笑い転げた

「いや(笑)、そんなこと(笑) アハハハハハ」


…ダメだったのか?


「さぁ いよいよ準決勝ですね! 優勝者が決まるまであと3戦! 見逃せないですよ!」

「トーナメント表を確認していきましょう」


ジェイド———|

|ーーーーー|

サインズ——-| |

             |

             | ーーーー優勝

ローン———| |

      |ーーーーー|

アレク————|


「という感じになっております!」

「さぁ 盛り上がっていきましょう準決勝1回戦!」



(準)1回戦  F:ジェイド・イプシム VS K:サインズ・べアル


 対戦相手はナブラを倒したサインズ。固有能力に警戒しなければならない。



「おい、ジェイド!仇を頼んだぞ!」


「あぁ 任せろ」

そう言い結界に入る。


「さぁ解説のバレルさん いよいよ準決勝ですが、どうでしょうか?」


 「無属性魔術師であるジェイド選手、そしてここまで相手を完封し続けてきたサインズ選手。どうなるかは予想できませんね、特にジェイド選手の柔軟な戦略がポイントになるでしょうね」

「それと、もしジェイド選手が勝利した場合開校以来初のFクラスが決勝に出ることとなります」


「なるほど、ジェイド選手に注目って事ですね?」


「間違いないと思います」


ジェイドは、ここまでの試合でその実力を示し続けたことで期待も高い


 サインズは構える

「か..く.ご…し…ろ」


「それはお互い様だ」



「でははじめましょう!」


5


4


3


2


1


スタート!


『失敗電子(バグ)』

早速固有魔法を使用してくる。


「対策はしてきた <ライツォン>」


ドドドドドドドド


ライツォンは中級の無属性魔法だ。ヘビのようにうねりながら対象へ突撃し、爆発する。


「ライツォンは対象が視界にある限り、作動し続ける」


ドドドドドドドド


失敗電子(バグ)によりうまく追えていないものの、遂に捉える。


グアアアアアアアア


「<ペクト>」


バシッ


バリアで辛うじて防いだが、失敗電子の効果が切れる。


「チッ」


「こちらから仕掛けるぞ <レイズ>」

ジェイドは高速化する

「<ゼクシオム>」

さらに、チャクラムを両手に装備する。

「いくぞ」


シュッ


『愚か者の標的(ハニーポット)』


ガンガン


「デコイか、ならばそこだ!」


ガン!


「ぐ…は な…ぜ」


いよいよ斬撃がサインズを捉える。サインズはダメージを喰らいながらも立ち上がる。


「ほ…ん…き…に…さ…せ…た…な」

不気味な空気が流れ始める。

サインズはボソボソと詠唱する


『電子の渦(スィンフラッド)』


ダダダダダダダダ


 サインズの上から大量のデータの塊のような物が落ちてくる。

するとジェイドに視界いっぱいの渦が襲い掛かる。


「<ジッド>」


ダダダダダダダダダダダダ


 反対側に逃げるも、渦は方向を変え再び襲い掛かる。


「あの手を使うしかないか」





『虚界(きょかい)』


結界内は瞬く間に違う世界に変わる。


「な…に…を…し…た?」


「虚界は発動した全ての魔法を打つ消す。もうお前の渦など怖くない」


サインズは慌てて詠唱する

『捕捉虫《シーカー》』


「もう遅い! <ゼクシオム/グロア>!」

チャクラムは一つの巨大な物となる。


「これで終わりだ」


 放たれたゼクシオムは狂いなくサインズを捉えた。


「<ペクト>」


パリーン


「ぐ… グハ」

バリアが壊された衝撃で地面に叩きつけられた。


サインズ戦闘不可



勝者 ジェイド・イプシム!!


「「「おおおおおおおおおお」」」


会場から物凄い歓声が聞こえてくる。


「ななな、なんと開校以来初のFクラスが決勝ラウンドに進出です!!!」



「ジェイドマジでやっちまったな!」

「スゴすぎて言葉が出ないわ これ」


アズ先生もご満悦だ

「俺が育てた」


「「まだ入学したばかりでしょ!」」

クラスメイトは総ツッコミを入れる


「まぁジェイドが出来るやつだって信じてたぞ」

クラスの雰囲気は熱くも和やかだ。



「サインズ、大丈夫か?」

ジェイドは手を貸す。


「だ…い.じょ…う…ぶ」

肩を貸しながらも立ち上がる。


「つ……ぎ…は…負…け…な…い…」


「あぁ 次を楽しみにしてるぞ」


 こうして準決勝1回戦はジェイドの勝利で幕を閉じた。


それにしても魔法の調整が難しいな…さっきペクトを使ってこなかったら、危なかったかもしれない。



???「グワァァァッァア」


「ハッ!」

いきなりフェイズの事が頭に浮かぶ


「嫌な予感は当たってほしくないものだな」



 一昨日ですかね。ワールドカップで日本がドイツに勝ちましたね。サッカーは何も知りませんが、凄いと言うことは素人でも分かります。いいですよねジャイアントキリングって、“事実は小説よりも奇なり”とはよく言った物です。あれ…もしかして現実の方がなろうしてません?

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