突然の事故…そして転移
王道な設定ですけど、頑張って書いていくのでどうぞよろしくお願いいたします!
その日、俺たち『神山 時雨』と『長谷川 里奈』は、信号無視をしてきた大型トラックに跳ね飛ばされた。
付き合っていた同じ高校の里奈先輩と共に…
「しーぐーれ しーぐーれー」
声が聞こえる。
この声は、はっきりと覚えている。
自分の彼女である『長谷川 里奈』先輩の声だ。
「…ん…ここはどこですか?先輩…」
「お、やっと目を覚ましたね。ついでにここは天界の一歩手前の場所だよ」
俺は、里奈先輩の顔を見ないでその声がした方向を振り向く。
そこには、真っ白い服装をした人物が立っていた。
「あなたは誰ですか?」
里奈先輩は、黙ってその人物を見ていた。
「私は、君たちの世界で言うと神様だよ」
俺たちは、固まってしまった。
「大丈夫かい二人とも?」
『はい…大丈夫です…』
俺たちは、そう答えた。
そこから、その神さまの話が始まった。
「君たち、死ぬ瞬間覚えているかい?」
俺は、口を開いてこう言った。
「覚えてます」
「私も」
「それなら話は早いね。君たちには、異世界に行ってもらう」
またしても、固まってしまった。
「また固まってしまったな」
それから、少し時間が経ったと思う。
俺は、神様に聞いた。
「なぜ、異世界に?」
「理由は簡単だよ。君たち二人は死んでしまった。もう二度と元の世界には戻れない」
俺は、そりゃそうだろうなと思いながら声を出した。
「でしょうね」
「君は、飲み込みが早いね」
「それで、その異世界とやらで何をしろと言うんです? 魔王でも殺せばいいんですか?」
「そうだね。魔王軍を壊滅させてほしい」
当たってたよ…まぁ、テンプレみたいだしな。
「でもどうやって、その魔王軍を壊滅させればいいんですか?」
「君たち、二人には、特殊な能力を授けたいと思う」
ここで、里奈先輩が口を開いた。
「特殊な能力…ですか?」
「そうだ。なにか、欲しい能力があるかい?」
(マジか…やったぜ)
俺は、元の世界では、結構なミリタリーオタクだった。
そこですかさず、俺はこう言った
「元の世界にあった、武器と兵器を召喚し、完璧に扱える力が欲しい」
「ふむ…その力で君は…誰を守る?」
「もちろん…一番優先するのは、里奈先輩だ。だが、神様の命令とあらば、異世界の人々も守りますよ」
「そうか…わかった。君には、君が自分で言った能力を授けよう」
「ありがとうございます」
「では、次に里奈さんだがどうする?」
里奈先輩は悩んでいた。
「私は…元の世界の武器と兵器以外のものを…召喚できる力が欲しいです」
「武器と兵器以外か…」
(里奈先輩は、俺と似ている能力を求めたけど…武器と兵器以外か…)
「まぁ、いいかな…」
「反応軽くないですかね?」
「そうかな?」
(まぁ、いいか)
「よし、ではそろそろ転移させるよ」
「ちょっと質問いいですか?」
「なんだい? 時雨君」
「異世界に…銃はありますか?」
「剣と魔法のファンタジーの世界にあると思うかい?」
「マスケット銃くらいはあるのかと思ったんですけど…無さそうですね」
「うん…マスケット銃は存在してないよ」
「わかりました」
「よしそろそろいいかい?」
二人そろって、はいと言った。
「では、楽しい異世界ライフを」
そう言って神様は俺たちの視界をブラックアウトさせた。
さて、次話から物語が本格的に進んでいきます
どうぞよろしくお願いします




