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大空の第三者 〜八咫烏が辿る、関西80年の銀翼の記憶〜  作者: velvetcondor guild


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八咫烏が語る・豊中つばさ公園


豊中つばさ公園(愛称:ma-zika)の歩み


2024年10月大阪国際空港(伊丹空港)の南側、千里川沿いにて公園の本格的な整備工事に着手。


2025年8月7日一部開園を記念して、関係者による記念式典が開催される。


2025年8月12日一部エリアが先行オープン。(屋根付き展望広場、トイレ、授乳室などの利用を開始)


2027年3月(予定)公園の全面開園を予定。


施設情報アクセス: 阪急宝塚線「曽根駅」から徒歩圏内(千里川沿い)


入園料: 無料✦ 幕間・地上の特等席 ―


豊中つばさ公園にて

(語り部:八咫烏)


伊丹の空を語るなら、滑走路の南端、あの「千里川」のほとりの話をせんわけにはいかんな。


あそこは昔から、空を愛する人間たちが集まる特別な場所やった。


それがな、豊中市の手によって「豊中つばさ公園(愛称:ma-zika)」いう立派な公園に生まれ変わりつつあるんや。


“飛行機のお腹”が見える、圧倒的な臨場感わしがいつも滑走路へ降りていく機体と同じ目線で空を見上げると、そこには目を輝かせた人間たちがたくさんおる。

「うわっ、ほんまに間近まじかや!」子どもの歓声と一緒に、頭上スレスレをゴオォォォと風を裂いてボーイングやエアバスが通り抜けていく。圧倒的な大迫力。


機体の金属の匂いや、エンジンが巻き上げる熱い風まで肌で感じられる、まさに非日常の特等席やな。


痛みの空から、みんなに優しい憩いの場へ昔の伊丹の南側いうたら、騒音の「痛み」に耐える場所やった。

それが今や、屋根付きの綺麗な展望デッキができ、授乳室や清潔なトイレまで完備されて、子連れのファミリーでも一日中笑顔で過ごせる快適な場所に変わったんや。


訪れた人間たちは、みんな口々に言うてくれる。

「遮るものがないから、大迫力の写真が撮れる!」

「綺麗な設備のおかげで、子どもと一緒でも安心して飛行機を待てるね」


「2025年に一部が開いたばかりやから、2027年春の全面開園でレストランや広場ができるのが待ち遠しいわ」地上の人間たちのそんな嬉しそうな声を聞いとると、わしの胸もほっこり温かくなる。


八咫烏の呟き空は高い。けれど、その空をいちばん身近に、文字通り“間近”で感じられる場所が、この地上にある。


かつて騒音に震えた境界の土地が、いまや空と人間が笑顔でハイタッチするような、いちばん優しい憩いの場になったんやな。


2027年の全面開園の日、この場所がどんな笑顔で満ちるのか、わしは今から高い空の上で楽しみにしとるで。

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