彼氏は女の子になりました!?
「ただいま・・・瑞稀起きてる?」
「うん、まだ起きてる」
23時55分。なんとかコンビニに行って戻ってきた。会計を済ませた直後、人が多くなってきたので、奇跡的なタイミングだろう。
「はいこれ」
そう言って、買ってきてと言われたのを袋ごと渡した。渡したら買ってきた分のお金を渡してきた。まぁありがたいか。
「じゃあ寝る・・・おやすみ・・・」
優賀がそう言って、電気を消した。その時、三玖は、
「もういっそのこと、瑞稀なんか女の子だったら・・・いや私何考えてるの!?彼氏なんだから男の子でいいんだよね・・・」
「あ、そうだ」
三玖が考え事の様なことをしてたら、優賀が声をかけてきた。
「三玖、瑞稀くんは、買おうとしてたゲーム機もう予約してたらしいよ」
「・・・本当に明日謝ろ・・・普通に考えたら毎回貰えるみたいなのはさすがにないよね」
そう言って、直ぐに三玖は寝た。優賀は、 少しパソコンで考えることにした。
「ふぁ・・・それじゃ、謝り行ってくるから・・・優賀?」
朝起きたら、優賀は寝ていた。昨日多分徹夜だったんだろう。エナジードリンクとかも結構増えてる気がした。早く寝た方がいい気もするけど。
「まぁいいや・・・とりあえずチャットに書いとこ・・・よし、いくか!」
そう言って、玄関を出た。
「ただいま・・・瑞稀おきてる・・・?」
やっと覚悟を決めて部屋に入ったけど、特に返事はなかった。
おかしい・・・という訳でもないか。
昨日優賀が行ったらしいから徹夜なのかと思った。
「はぁ・・・起そうかな・・・みず・・・き?」
瑞稀の寝ていたベットには、茶色っぽい髪があった。
瑞稀は茶髪だけど、ここまで長くはなかった。
「・・・女装とかはまってるのかな・・・起きて瑞稀!」
「ん・・・うるさ・・・い?」
なんだろ。声まで高かった。
特異点とおなじか、それ以上か。
じっと見てみると、爽やかっぽい青色の目だった。
手を上に伸ばしたら、結構大きめな、胸の膨らみがでていた。
「こ、これ・・・パッドとかだよね!?本物とか・・・」
不審になり、触ってみると、確かにそうだった。自分と比べると、おなじ感触だった。
「お願い、聞かせて!本当に瑞稀なの!?」
「そ、そりゃ・・・瑞稀だから・・・」
「じゃあ瑞稀だと分かること教えて!!」
完全に三玖は焦っていた。
浮気ということはありえないのは分かってる。
瑞稀は、一人一人に愛情がある。
やるとしても、じっくりとしてる。
育成系のRPGにしては、全キャラをレベマにするくらい。それも効率のいい方法とかは使わず。
そもそも、夜は基本ゲームしかしてない。
毎日のようにゲームをしてるから時間もない。
結論として、浮気の確率は0に等しい。
「ユキシドラス」
「やっぱり瑞稀じゃん!?」
ユキシドラスは、三玖が1番育ててるキャラのこと。
キャラとしても好きだし、性能も強いという感じだから、それを言ったんだろう。
それに、初めて、瑞稀に勝てたキャラだし。
「はぁ・・・なんで瑞稀が女の子になっちゃでたんだようぅ・・・」
「な、泣くなって三玖!そもそも、俺だって泣きたいし・・・」
そう言って、瑞稀はしょうがないから朝ごはんを作ることにした。




