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それぞれの日常レベル2

日常レベル2です。

関門高校の内部戦闘に、真壁玄の意外な一面がみえます。

密かに迫る巨悪。

ぜひご覧下さい。

第三章 関門高校の日常レベル2


蝉の声が鳴り響く午後2時。


玉城と一誠と武蔵は、校門を出て近くのコンビニへ向かっていた。


新一誠「暑いなー。」


3人の肌に容赦ない日差しが突き刺さる。


武蔵雄治「俺、タバコ買ってきますわ。」


新一誠「俺。いつものメビウスな。」


武蔵雄治「玉城さんはセブスタですよね?」


玉城涼介「いや。俺、最近ブラックデビルのゴールド吸っている。」


武蔵雄治「へ。なんだそれ。」


新一誠「甘ったるいタバコよ。涼介、甘甘党に入ったらしい。笑」


玉城涼介「うるせぇな。笑」


玉城は一誠の左肩を軽く殴り、財布を取り出す。


玉城涼介「売ってなかったらセブスタでいいわ。」


武蔵雄治は、財布を握りしめてコンビニに入って行った。


新一誠「とりま、ゲーセン行こう。」


武蔵雄治が、マルボロの箱を開けながら答える。


武蔵雄治「やっぱり昼下がりはマルボロに限るなー。」


玉城涼介「ゲーセン久しぶりや。」


新一誠「じゃあ行くか。」


3人はそのままゲームセンターへ向かった。


店内にはスクリーンを凝視して必死に踊る中年男性の姿、カップルがクレーンゲーム前で慌てて小銭を両替する姿などが視界に入り、空間を支配するかのように様々な機械音が鳴り響いている。


一誠は格闘ゲーム機の前に座る。


新一誠「玉城、やろうや。」


玉城涼介「たまには。」


新一誠「負けたらどうする?」


玉城涼介「昼飯奢り。」


玉城涼介 使いキャラ 癒し系 プンタ

新一誠  使いキャラ 力自慢 ゴンジキ丸


――プンタ特徴――

お腹がぽっこり出た、たらこ唇で細目、薄茶色の戦闘癒し系キャラ。

臭い息を吹きかけ、相手を混乱させる。

必殺技は、プンタのお腹アタック。


――ゴンジキ丸特徴――

頭に白いタオルを巻いており、汗かきで体毛が濃い力自慢キャラ。

戦闘時は汗の水飛沫を相手の目に飛ばし視界を奪う。なんといってもパワーが強い。

必殺技は、汗噴出パンチ。


―20コマバトル―

1.玉城のプンタが息をゆっくり吐き出す

2.一誠のゴンジキ丸が悪臭により混乱した

3.プンタがその隙に食料をお腹に貯める

4.ゴンジキ丸が体勢を立て直す

5.ゴンジキ丸が走り出した

6.プンタはお腹が満腹になり少し休憩する

7.ゴンジキ丸がプンタの頬を殴った

8.ゴンジキ丸の超絶連打

9.プンタは動けないままパンチの嵐を受ける

10.ゴンジキ丸は大量の汗をかいている

11.ゴンジキ丸が貯めた汗をプンタに向かって噴出

12.プンタは一瞬の間に空気を吸込、ゴンジキ丸に向かって一気に吐き出した

13.ゴンジキ丸が噴出した汗はプンタに届かず吹き飛んだ

14.吐き出された空気により、ゴンジキ丸の汗が乾いた

15.プンタが再び大量の空気を吸込む

16.ゴンジキ丸は一旦引き下がり、大きい岩を持ち上げる

17.プンタは空気を溜めたままゴンジキ丸に向かって全速力で走り出す

18.ゴンジキ丸がプンタに向かって岩を投げる

19.プンタは岩に向かってアタックし、岩を破壊

20.そのまま強烈な悪臭を吐き出し、ゴンジキ丸をお腹で吹き飛ばした


ゴンジキ丸は悪臭で気絶し、ガードした腕が折れていた。よって、ゴンジキ丸は戦闘不能によりプンタの勝利。


玉城涼介「やっぱ喧嘩は頭を使わないと。力だけではなんとも。」


玉城は得意げな表情で言った。


新一誠「優勢やったのに、まじで。」


武蔵雄治「次は俺が相手です。」


新一誠「おい。お前まだ一回もしてないじゃん。」


玉城涼介「勝ち上がった感じで言うなよ。」


玉城と一誠は顔を見合わせて笑っている。


新一誠「じゃ、俺と玉城対お前や。笑」


武蔵雄治「え。2対1ですか?」


武蔵は拍子抜けした顔を見せる。


玉城涼介「やるか?やらないか?」


武蔵雄治「やりますよ。2人同時に倒せるチャンスですから。」


武蔵の闘志に火がついた。


結果…。武蔵は、レディースのミチ子というキャラを使い、長脚のパンプスで踵落としを繰り出そうとしますが、ゴンジキ丸の汗による視界遮りと、プンタの悪臭によりミチ子は混乱し、開始10秒で気絶した。


3人はくだらないゲームで盛り上がり、武蔵雄治は2人にラーメンを奢る羽目になった。


第四章 横浜工業高校の日常レベル2


静寂を断絶する叫び声が鳴り響く病室。


真壁玄は、椅子から転がり落ち、蹲っている。


神奈澤麗央は、無表情のまま動かない。


茶黒い甲冑が真壁玄に迫って歩みを進めていた。


――なんと――


神奈澤麗央の視線の先には、光り輝く小さい兵隊が真壁玄を攻撃していた。


真壁玄の大きい身体が震えて動けない。


神奈澤麗央も身体が固まって動けない。


絶体絶命だと思われたその時。


神奈澤凱がその兵隊を鷲掴みしていた。


神奈澤凱「お前ら、何怯えてんの。」


叫び声で飛び起きた凱が、直ぐに対処していた。


神奈澤凱の右手に掴まれていたのは…。


体長45mmの〝ワモンゴキブリ〟であった。


真壁と麗央は、極度の虫嫌いであり、真壁の叫び声は不良界1の声量である。


神奈澤凱「玄。早く立てよ。笑」


真壁玄「お。凱。いつ起きたん?」


神奈澤凱「いや。お前の声で飛び起きた。」


神奈澤麗央「俺はなんとも無いで。」


神奈澤凱「麗央も固まってたじゃねーか。」


神奈澤麗央「怯えてないし。」


麗央は、無表情のまま凱と目線を合わせること無く病室を後にした。


神奈澤凱「俺はもう大丈夫や。」


真壁玄「安心した…。」


真壁玄は安堵した。


真壁玄「あ。微糖買っといたよ。」


神奈澤凱「いや。寝起きすぐに甘いのは要らんよ。笑」


真壁玄「そうか…。じゃあ、僕…。飲むわ。」


神奈澤凱「自分で飲むんかい。笑」


真壁は、微糖を一気に飲み干した。


私の小説は、長編となっておりますが、アップするストーリーは、極力文章量を短くしております。

1段落空けており、皆様が読みやすく、手軽にさっと内容が入るようにしております。

よろしくお願い致します。


次回は、関東の極道が出演します。

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