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悪役令嬢&ご令嬢物語

悪役令嬢の妹ですが?

 私は、ある日思い出した。
 ヒロインに、悪役令嬢たるお姉様が言った一言で。

「どうして、このお茶会に平民がまぎれているのかしら」

 その言葉で、私はこの世界が、乙女ゲームに酷似した世界だと気が付いた。
 思い出した私がとった行動は、ヒロインをこの場から逃がさない事。

 だってここで走り出されたら、婚約者のいる攻略対象と、ヒロインのフラグが立っちゃうんだもの!!!
 
 この世界のヒロインは二人。
 一人は、王道男爵令嬢。
 もう一人は、悪役令嬢――そう、私の双子の姉なのだ。
 この二人が正しい攻略対象と結ばれない限り、大国から攻め入られて亡国エンドまっしぐら。
 Wヒロインも攻略対象も何もかもが破滅の未来だ。

 そうならない為にも、お姉様とヒロインには、それぞれ正しい攻略対象とくっついてもらわなければならない。
 
 正しい攻略対象――それは、婚約者も恋人もいない攻略対象者の事。
 婚約者なり恋人がいる攻略対象を略奪すると、一時的には幸せに見えても、最終的にはすべて破滅するのだ。

 ハーレムエンド?
 ありえません。
 友情エンド?
 それも駄目。
 乙女ゲーの醍醐味ともいえる王道設定、完全否定。
 悪役令嬢たるお姉様は、幼馴染で婚約者でもある公爵子息のレーゼンベルク様と、婚約破棄されないように進まないと駄目。
 ヒロインの場合は、実質三名の正解攻略対象のうちの一人と、略奪せずに一途に進まない限り亡国エンドまっしぐら。

 ぎりっぎりで前世を思い出せた私、クリスティーナ=ローエンガルド。
 破滅の運命回避の為に、お姉様とヒロインを無事、正解攻略対象とくっつけてみせます!!!


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