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新春連歌の会2020  作者: 秋の桜子、かわかみれい、黒鯛の刺身♪、砂礫零、間咲正樹、水渕成分、森野昴、陸 なるみ、しいたけ
10/20

秋の桜子さまよりSS【~新春連歌の会に寄せて~】

秋の桜子さまより連歌会全体に寄せてSSをいただきました。


 凛とした、睦月にふさわしい寒さが内裏を包んでいる。庭に植えられている紅梅の枝も、綿帽子を被り静かに佇んでいた。


 しかし御簾で仕切られ、几帳の向こう側に、女御が住まわれる奥の房は、赤赤と炭火がいこされ、ぱちと弾けている。賑やかなそれを目にした梅壺の女御が、歌合わせをと、皆に声をかけた。


 早速、歌人達に知らせを送る、やがて女御の意向に沿った者達が、それぞれに色華やかな装束を身に着け集まる。紅梅、氷、柳、苔……それぞれに意を凝らした冬の襲が美しい。


 女御がお題を出す。それに即興で詠んでつなげていく。そして、女御も歌を詠む、場がいっそう華やかになる、するとそこに、ふらりと顔を出す新たなる歌人達。さらりと句を読み上げる。


 わっと場が盛り上がる。ぱちと大きく火鉢の朱の色が弾ける、雅やかな熱気が部屋に満ちていく。


秋の桜子さま、ありがとうございます!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 桜子様のSS、連歌会の様子を書かれていて、よきですね。 ……ほんと、よきですね〜。 平安の詠み手達も、今の詠み手達も、春の訪れを言祝いだのでしょう。 と、時を超えた思いの繋がりを妄想し…
[一言] 『雅やかな熱気』という表現が秀逸ですね!! 流石桜子さんです! 熟練のなせる業ですね!
[良い点] 秋の桜子様のSS。 素晴らしいですね。 それ以上の言葉は野暮ですね。 今回の企画・運営・取りまとめ、ありがとうございます、砂礫零様。 SS上では梅壺の女御でいらっしゃいましょうか? では…
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