表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕と母親  作者: 浩一
1/2

僕が中学生の頃の話。


母親は、僕の一番の理解者だった。

プライドが高くて、ナルシストで、そのくせ臆病で、恥ずかしがり屋の僕を、そっと支えてくれた。


深夜。

僕はときどき、下半身の冷たい感触で目を覚ますことがあった。

オネショ。

僕は中学生になってもオネショを垂らし続けていた。

汚れたパジャマを洗濯機に入れ、シャワーを浴びて体を洗う。

お風呂場を出ると、洗面所に替えのパジャマとブリーフが置かれていた。


……物音を聞いた母親が、僕のオネショに気づき、こっそり置いてくれていたのだ。

部屋に戻ると、濡らしたシーツの上に分厚いブランケットが敷いてあった。


翌朝。


「おはよ」

「おはよ」


母親はオネショのことには触れもせず、黙々と朝食を作っている。

……その無言の優しさが、時にはありがたく、時には僕を傷つけた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ